あっ草花

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「稲盛和夫の哲学」 読書感想

稲盛和夫の哲学」 稲盛和夫
図書館 ★★☆☆☆ 考え方 36冊目


内容
1、人間の存在と生きる価値について
2、宇宙について
3、意識について
4、創造主について
5、欲望について
6、意識体と魂について
7、科学について
8、人間の本性について
9、自由について
10、若者の犯罪について
11、人生の目的について
12、運命と因果応報の法則について
13、人生の試練について
14、苦悩と憎しみについて
15、逆境について
16、情と理について
17、勤勉さについて
18、宗教と死について
19、共生と競争について
20、「足るを知る」ことについて
21、私の歩んできた道


感想
仏教の考え方と、稲盛和夫の哲学がわかる本

稲盛和夫はいつも仏教の本を持ち歩いてヒマがあれば読んでいるらしい

20、「足るを知る」では特に学ぶ事が多かった
「「共生の思想」をもつことは精神的にも豊かな社会が築ける」なるほどである

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本書とは何の関係もないが、「足るを知る」の項を読んで
ワールド・トレード・センター跡地の安藤忠雄の設計
グラウンド・ゼロ・プロジェクト」を思い出した

http://www.artm.pref.hyogo.jp/exhibition/t_0306/index.html

2001年9月11日、無差別テロにより崩壊した、アメリカ・ニューヨークのワールド・トレード・センター跡地、グラウンド・ゼロのためのモニュメント計画。命を奪われた人々の鎮魂と、同じことが繰り返されないようにという願いをこめて、安藤は、あえて何もつくらず、ただ土を盛っただけの墳墓のようなモニュメントを提案した。3万人の人々が集うことのできる広さを有し、この場所から「一つの共同体としての地球をめざす」との意味を込めて、形状寸法は地球の球形をモティーフとして定められている。
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213ページ 約2時間