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「「人たらし」のブラック心理術」 読書感想

「「人たらし」のブラック心理術」 内藤 誼人
図書館 ★★★☆☆ 人間関係 27冊目

内容
本誌目次より

第1章 人たらしになるための基本ルール
 ・「人たらし」イコール「頭がいい」の図式で考えて見る
 ・”性悪説”を信じて行動せよ
 ・人間関係では”細かいこと”こそ気をつける(あいさつ)
 ・人に会う前に、「舞台」を整えておく
 ・「空腹感」は、人間関係をダメにする!(朝食は食べる)
 ・人に恵まれるかどうかは、自分自身が決めるのだと心得る(自分を磨く)
 ・何事にも熱中できる人は、人を惹きつける(得意を磨く)
 ・口より先に行動で示す
 ・真実を言うことが、必ずしも美徳とは限らない(相手を喜ばせるちょっとしたウソをつく)

第2章 会う人”すべて”に100%好印象を抱かせる方法
 ・圧倒的な「雑学力」を身につける(健康に関する雑学)
 ・人たらしは、やはり「顔」である(笑顔)
 ・発言の終わりには、必ず「イ」をつける気持ちでしゃべる
 ・笑うときには、「アハハハハ」ときちんと”声”を出す
 ・相手の「まばたき」を数えるようにすると、自然なアイコンタクトができる
 ・長くしゃべればしゃべるほど、信頼感は強まる
 ・飲み屋の女性の人気者になる訓練をする(同じ話を2度しない)
 ・太りすぎないように、普段から気をつける
 ・さえりげない手がかりから、自分がどれくらい好かれているかを判断するコツ

第3章 人間関係の”危機的状況”をうまく乗り越える心理技法
 ・人間関係がこじれたと思ったら、すぐに話し合う(自分の不安を口にだす)
 ・人間関係がおかしくなったら、あなたが「ほんの少し」変わってあげる
 ・機嫌の悪い相手からは、さっさと逃げる!
 ・いつでも体調は絶好調に整える
 ・嫌われたら、ムリにリカバリーしようとしない(放っておく)
 ・出会って”3回目”までに魅力が伝わらないなら、諦める
 ・怒りっぽい気分は、糖分の摂りすぎが原因!?

第4章 職場の雰囲気をガラリと変えるテクニック
 ・部下や後輩と飲みに行くときには、ワリカンにする
 ・ジェネレーション・ギャップにビクビクしない
 ・部下を”王様”のように扱う
 ・「説得」しようとするのではなく、「レッテルを貼る」
 ・「命令」ではなく、「確認」する
 ・小言は「週末の帰宅直前」に
 ・30分以上遅刻するくらいなら、いっそのこと休む(遅刻は厳禁)
 ・前もって相談を持ちかけておけば、どんな人も反対しない(根回し)

第5章 人を惹きつける「会話力」の磨き方
 ・いい声でしゃべれば、どんな人も味方にできる(語尾をはっきり言う)
 ・「ラ」の音階でおしゃべりし、面白くなくとも”自分から”笑う
 ・断定口調で話さない
 ・相手のことは、いくらホメても、ホメすぎることはない
 ・相手の話を聞くときには、面倒でもメモをとる
 ・”倒置法”で、驚きを強調する
 ・会話をダメにする8つの要因
 ・プライベートな質問は少しずつ
 ・会話の訓練は「2人だけ」で

第6章 人と「議論」するときに気をつけたいポイント
 ・相手には絶対に口答えしない
 ・反論する時には、「どうにもならない理由」を持ち出さない(前向きな提案)
 ・「なぜ?」と質問するのをやめる
 ・「ブーメラン法」は相手をムッとさせる
 ・あいまいな言葉で、相手を誘導する(いい線だね)
 ・「たとえば・・・」「たとえばの話・・・」で、相手のホンネを暴く
 ・大きな要求でも、一度は頼んで見る
 ・議論に持ち込まれそうになったら、”壊れたレコード”になる

第7章 ワンランク上の「人たらし」を目指すために
 ・自分を「ネタ」にして、笑いをとる
 ・人に「からかって」もらえるキャラになる
 ・「3分ルール」で相手を楽しませる(笑わせる)
 ・あえてケンカを吹っかけてみる
 ・けなすときは、相手をよく見て
 ・”弱さ”をアピールしてみるのも、ひとつのテ
 ・険悪なムードになったら、さっさとリングアウトする
 ・何かを頼むときには、”先に”謝礼する
 ・別れのタイミングは、会話が盛り上がったとき
 ・”データ”をとって、「人たらし」度をアップさせる


感想
人に好かれる又は人を言いくるめる技術というより「人に嫌われない技術」といった感じ
新しい発見もあったが、普段、人と話をする時に気をつけている事をまとめたような本

人付き合いが苦手な人におすすめ
まぜか人に嫌われる人におすすめ


228ページ 約2時間