去年まで、確定申告は会場に行っていた。
混むのはイヤやったけど書き方を教えてもらっていた。
今年初めてe-Taxにしたのは「ID・パスワード方式」だと、マイナンバーカードとICカードリーダライタの両方がなくてもできると知ったから。
確定申告は何回かしたし、聞かなくてもわかるやろうと考えたのもあった。
しかしe-Taxでも書き方がわからないことがあった。
ネットで調べたけどわからず電話した。
その時、話のわからない人にあたってしまいイライラすることがあった。
俺は聞きたいことを教えてもらえればそれでよかった。
でも初っ端から相手の「その確認必要か?」という細かいことまで相手のペースで聞かれることに違和感を覚えた。
「俺の質問に答えるためには必要なんやろう」
そう自分に言い聞かせてこらえていた。
しかし質問に答えず、既にわかっていることをしゃべり続けることが続きイライラが積もっていった。
俺は話をする度に「電話代がかかってる、そのことは知っている、聞いたことに答えて」と思っていた。
そして何度かやり取りしている内に「聞いて。聞いて!聞いて!!」
人の話を途中で遮るのは好きではないけどしょうがなかった。
電話オペレーターはストレス過多の人がいるみたいで、たまにしゃべり方が腹立つ人にあたる。
これが過去の記憶と結びつき、次への先入観にもなった。
・・・・・・・
少し前、楽天銀行(あえて名前は出しておこう)に久しぶりにログインしようとしたら「ID」か「パスワード」が違います、となってログインできなかった。
メモしていたけど間違ったのか有効期限が切れたのか。
しょうがないからハガキで仮パスワードを送ってもらった。
届くまでに数日かかってようやくログインできた。
次に合言葉を聞いてきた。
これは「覚えなくても知ってるからメモしなくていいか」と考えたことは覚えていた。
しかし肝心の合言葉が思い出せない。
何度か試して回数オーバー。
説明を読むとまたハガキで送ると書いていた。
「また数日待つのは面倒臭い」
そこでよく見るとメールで送る項目もある。
でも俺は選べない。
「なぜ選べないのか、できればメールで済ませたい」と思って電話した。
自動音声にイライラしながらようやく「オペレーターにつなぎます」のアナウンスが聞けた。
しかしなかなか繋がらずイライラ。
繋がったと思ったら「できません」「選べません」ばかりで「機械か!?」と思うくらいバッサリ切り捨てるオペレーターにまたイライラ。
ここで俺の悪いクセ「ほなもうええわ」が出た。
「できないんならもういいです。どうも」と言った。
もしかしたらオペレーターが「ありがとうございました」や「お力になれず・・・」とか言うかも、と思って少し待ったが相手は無言。
だからそのまま電話を切った。
・・・・・・・
もしかしたら、このオペレーターは今までにも同じような「無理なことをしつこく言ってくる人」が多かったんかも知れない。
だからイライラしていたのかも知れない。
でも、俺とこのオペレーターとは初めて話す。
なのに初っ端から苛立ち気味に切り捨てる言い方をされるとこっちまでイライラしてくる。
このオペレーターはイライラしていた。
↓
それを俺に向けて表現した。
↓
俺もイライラした。
↓
俺がこのオペレーターにイライラし返した。
↓
このオペレーターにしたら、またイライラする出来事に遭遇した。
イライラを表に出したらそれが返ってきた、これが引き寄せの法則。
逆もまた然り。
・・・・・・・
俺が「合言葉をハガキで送ってもらう」ことを選ばずに、苛立ち気味に電話を切ったのはオペレーターが「ハガキが到着するまでに、合言葉は何度か試せます」と言っていたから。
それとログインする必要がなくなっていたから。
せっかくハガキをもらったし、一度ログインしておくか。
でもたぶんログインしてもそれで終わりでまた当分何もしないんやろうな。
この程度に考えていたから、わざわざまたハガキを送ってもらうのも悪い。
次の日に違う合言葉を試して入れたらそれでいい。
それらを考えたらイライラしている人にお願いするのがイヤになった。
次の日「もしかしてこれかも」を思い出して合言葉を書いてみたらログインできた。
だからついでに「次からはメールで対応できるようにメールアドレスを変えておこう」
そう思って変更しようとしたら今度は「セキュリティカード認証」が必要になった。
「セキュリティカード認証」は、家に置いているカード。
これがないとまた先に進めない。
またイライラ。
・
ログインできたついでにハッピープログラムにも登録しておこうしたらこっちは暗証番号が必要やった。
でも暗証番号は覚えてないしメモしてない。
教えてもらうにはまた郵送が必要。
一度試すが違った。
もう一度、以前によく使っていた番号を書いてみたらいけた。
・
次の日、「セキュリティカード認証」を持ってきた。
メールアドレスを変更してみた。
「確認メールを送りました」と出てきたが届かない。
今度はスマホ側のメール受信を設定し直す。
しかし届かない。
よく見ると「先に受信設定してください」と書いていた。
だからこの日はこれで放置した。
次の日、もう一度メールアドレスを変更したらスマホにメールが届いた。
これでようやく完了した。
イライラせず、落ち着いて必要なことを調べたら、ここまで時間と手間はかからなかったかも知れない。
イライラしたらイライラする状況がやってきた。
・・・・・・・
今後、またログインすることになった時のためにまとめ。
楽天銀行のログインに必要なのは、
ユーザID :
ログインパスワード:
支店番号:
口座番号:
暗証番号:
合言葉:いくつかのパターンがある。
メールアドレスは携帯電話のを登録してる方がいい。今回した。
何か設定を変更するには「セキュリティカード認証」が必要になる。
学んだこと。
もしハッキングされてパスワードを盗まれても、合言葉を知らないとログインできない。
もしハッキングされて合言葉も破られても、「セキュリティカード認証」がないと設定の変更ができない。
だから自分以外がログインや設定変更することは至難の業。
それ以外にも色んなセキュリティサービスがあり、細かく設定できるようになっていた。
つまり楽天銀行は安全。