初代ドイツ帝国宰相 オットー・フォン・ビスマルクの言葉らしい。
「愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む」
それが転じて今は「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。そして聖人は経験から悟る」と言われている。
後者の方がわかりやすくていい。
これを思い出したきっかけはこのニュース。
アーンスト市長は、「我々は、世界各国で起きている性目的の人身売買問題について認識を高める」「像の設置は過去ではなく将来を見据えたものだ」と言ったらしいが・・・。
将来同じことを繰り返さないために過去を引き合いに出した。
他人の経験から学ぶため、なんやろうが。
これに違和感を覚えた。
慰安婦について
加害者はいつまで謝り続けなければならないのか?
これは「被害者が赦すまで」だと思う。
他の国も同じようなことをしている。
コレは関係ない。
しかし事実でない部分も含まれている可能性がある。
無理やり連れて来られたのか。
無理やりさせられたのか。
事実で無い部分があるなら話は違ってくる。
事実でない可能性があることを引き合いに出すのは、その話をされるとイヤな気になる人(国)があるはずだからその過去は使うべきではない。
事実でなかった場合、誤りが広がりそれを覚えることになる。
他国の過去を持ち出して広げるより、自国の問題を縮小することに専念しろ。
そう思った。
確か中学生の時。
授業で先生が「○○という地域は昔、部落で差別されていました。でも今は差別はいけません。だから○○の地域の人を差別しないように」
「ほんなら、なんで教えたんや!?」
これが俺の感想やった。
部落という言葉を知らない人間が、その地域の人達に向かって「部落」と言うか?
部落=差別ということを知らない人間が、その地域に住んでいる人たちを差別するか?
子供は無知=純粋なんやから、これは教えない方がいい過去だと思ったことがある。
過去から学ぶためには、調べようと思ったら調べられるように公開されていることが大切だと思う。
公開されて困るような内容は初めからすべきことではない。
だから特定秘密保護法での黒塗りも反対。
もうじき、また戦争特番をするやろう。
過去の過ちを繰り返さないために、戦争がどれだけ悲惨な物なのかを伝えることは大切だと思う。
私達は核を使われた。
でも、これもいつまで続けるんやろう。
戦争はダメ。ではどういう世界がいいのか?
その世界に向かうには何が必要なのか?
そちらに重きを置いた方がもっといいと思う。
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活用:物や人の機能・能力を十分に生かして用いること。効果的に利用すること。
利用:役立つようにうまく使うこと。また、使って役に立たせること。
goo辞書より
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過去の出来事を持ち出し、それによって過去も現在も未来もよくなっていくとイメージできれば活用。
誰かが負のイメージを持つようならそれはただの利用になる。
人も出来事もただ使うのではなく、活かした方が未来がよくなると思う。
今回ブルックヘブン市は過去を利用したけど、もっといい方法があるはず。
人を殺すための道具の展示会。
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7月7日、日本は国連会議での核兵器禁止条約に加盟しなかった。
つまり今後、核を使っても使われてもいい。
とも受け取れてしまう。
両方とも断固反対なら加盟すべきや。
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これは前に書いたけど、核による抑止力は抑止にならない。
「どちらかが強い=戦争が起きない」なら過去の戦争はなかったはず。
100万円あげるから仲良くしようねと手を差し伸べるのと、
100万円で拳銃を作って相手に向けて服従させる。
どちらが争いになる可能性が高いかは明白。
過去から何を学んだんやろうか。
過去から学ぶとは、
自分がされてイヤなことは人にもしない、ということだと思う。
そのためには人の感情に目を向ける必要がある。
こういう出来事があったのか。この人は辛い思いをしただろうな。
人のことを思う。
それができない理由は人間の欲。
煩悩を抑えて人のために生きる。それが向上していくための道。
欲のまま進む道は進化の道ではないから破滅に向かう。
悪い所(過去)を治そうとするより、良い所(未来)に目を向けたほうがよりいい。
だから地球と地球に住む全ての生物が安心して暮らしていけるような世界を目指せば争いは起きない。
個人の幸せを追求し、それをシェアすることにより全体の幸せにつなげる。(師匠)
世界が平和でありますように。