あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

成功

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成功
1 物事を目的どおりに成し遂げること。
2 物事をうまく成し遂げて、社会的地位や名声などを得ること。
goo辞書より
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少し前、「プロ意識」に関して書かれたブログを読んだ。

ブログを書いたAさんは手相を見るのが仕事らしい。
それを人に言うとだいたいどこでも「(無料で)見て」と言われるらしい。

Aさんが客で、相手が仕事中でも言ってくるらしい。

そして、
「美容師やネイリストやエステティシャンなら無料でしてくれとは言わない」
「お客様で来てる人に」
とも書いていた。

「とある美容室のお姉さんは「見て」と言ってこなかった。だからプロ意識を感じた。」

とあった。


これを読んだ時「ケチくさい」と思った。
手相を見るくらい、道具も何も必要なくその場で見れる。

喜ばすようなことを2~3言って、もっと聞きたい感じが出てきたところで名刺を渡せばどこでも営業活動ができる。

という考えが浮かんだ、と同時に自分がしなかったことも思い出していた。



先月商店街の新年会の時、新人さんが増えたからということで全員が自己紹介をした。
オレの時、幹事さんが「みんなの肩をもんでまわらなあかんな」と言った。

俺は愛想笑いで返したけど、内心はAさんと同じ感想やった。
「なんで無料でせなあかんねん」

オレの場合は体力・気力を使う。
人によっては短い時間であっても邪気をもらう。
1人2人ならまだしも19人は多いし、宣伝のためとは思えなかった。

「体験」といった意味ではした方がよかったんやろうけど、プライドが邪魔をした。

「健康に関してアドバイス」とか「肩こりに効く体操は?」とかやったら喜んで応えたやろう。

手相は知識だけ。
「もったいないな」と思っていたら、今度はその状況が起きた。



師匠の講演会で一度だけ会った人とフェイスブックで友達になっていた。

オレは最近フェイスブックに整体のことを書いている。
そしたらその人が質問してきた。
あいさつなしで。
この時点で失礼やったけど・・・

その人は最近、整体の勉強を始めたらしい。
オレが整体を仕事にしているのは知っている。
だから聞いてきたんやろう。

オレはお金を払って師匠から学んだのに、無料で聞いてくる。
でも、手相のブログを読んだ後やったからか「これくらいなら」と思って応えた。

そしたらお礼もなかった。
お礼を言って欲しいから応えたわけでもないけど・・・

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師匠

「自分の中の変わらない心の傾向を見つめる。
・全ての人をお客さんと考える心
・全ての人を愛おしい我が子と考える心。
・自分には何が向いているか、何ができるか。
どう考えるかが大切」
と言っていた。

おじいさんがコップを滑らせお茶をこぼした、その時どう考えるか?
・お客さんと考えたら、どうすればお年寄りでもこぼさずに済むコップができるかを考える。
・我が子なら体と周囲の安否を確かめる。
・自分にできるのが濡れたところを拭くだけならそれを実行する。
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フェイスブックの人は家が遠いからお客さんにはならない。
仲間として応えられる範囲で応えた。



Aさんの「プロとは」
その時点でのベストを出そうとする気持ち
(少し言葉を変えている)

休みの日(美容院に行っている時とか)は仕事をしたくないとあった。
だから”常に”ではないようや。


師匠から寝るときも整体のことを考えるように言われた。
夢にまで見ろということやろう。
なかなかできていないけど、一歩外に出たら気をつけるようになった。

たとえこちらがお客様として行っていても、相手がお客様になる可能性があると考えて行動するようにこころがける。
相手が非常識であっても、こちらの対応次第ではこちらがプロになれる。


師匠
「ニーズに合った物を提供できるのがプロ」
聞き出すのはアマチュアと言われた。

だからオレは体を見ただけで、今の症状、今後悪くなるであろう場所を読み取れるように修行中。


俺の中のプロとは
ニーズを見抜いて応えることができる人。
常に。

つまりいつも思いやりのある人かな。

これができたら人生の成功間違いなし。