あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

君が代について

朝日新聞より(日付は新聞の発行日)
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5月31日 
君が代立命令「合憲」
・公務員として職務命令に従わなければならない
・命令は教育上の行事にふさわしい秩序を確保し、式典の円滑な進行を図るものだった
・個人の思想・良心の自由を「間接的に制約」する面があると認めつつ、
命令は「思想・良心の自由」を保障した憲法19条には違反しないとの判断を初めて示した。
・起立斉唱を「慣例上の儀礼的な所作」と説明。一方、起立斉唱は「国旗・国歌への敬意の表明」とも言えるとし、思想・良心の自由を「間接的に制約する面がある」と述べた。
 
ある府立高校の校長
「上からの押さえつけは反発を生むし、教員のやる気を奪ってしまう」
「学校では生徒に対しても自主性を尊重することを重視している。教育は押し付けではうまくいかない。教員に対しても同じこと。時間をかけてでも対話する事が大切」
 
判決の補足意見
須藤正彦裁判官
「処分を伴う強制は教育現場を萎縮させるので、できる限り謙抑的であるべき」

千葉勝美裁判官
「司法が決着させることが、必ずしもこの問題を解決に導く事になるとはいえない」
国旗・国歌が強制的にではなく、自発的な敬愛の対象となるような環境を整えることが何よりも重要
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6月1日 
声 兵庫県 50代
生徒達が、なぜ起立しないのだろうと疑問に思うことこそが大事
世の中にはいろんな意見を持つ人がいて自由に議論する中から子供は学んでいく。大人が決めつけ思考を停止させてはならない。
とくに、公権力が力を背景に市民を都合のいい方向へ強制しようとするのは、危険な兆候。

権力者は、哲学者ボルテールの言葉「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」を忘れないで欲しい。
 
社説
多数者の意向や勢いに流されず、少数者を保護する。それが司法の大切な使命。とりわけ思想、良心、表現、信教など精神的自由に関する分野では、厳格なチェックが求められる。裁判所がその職務を放棄したとき、私たちの社会は多様性を失い、やがて色あせていく
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6月7日
君が代起立再び合憲
最高裁、1人が反対意見

反対意見要旨
宮川光治裁判官
憲法は少数者の思想・良心を多数者のそれと等しく尊重し、その思想・良心の核心に反する行為を強制することは許容していない。

1999年 国旗・国歌法の施工
2003年 起立斉唱を義務付けた都教委の通達は
その歴史観に対する強い否定的評価を背景に、不利益処分をもってその歴史観に反する行為を強制する
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6月15日
君が代「合憲」3例目
最高裁、反対意見も1人

弁護士出身の田原裁判官
「国歌を歌う事まで強制するのは、思想・信条にかかる内心の核心的部分を侵害すると評価しうる。起立と斉唱を分けた検討がされていない」
とし、審理を高裁に差し戻すべきだとの反対を意見述べた。
 
窪田之喜弁護士
「教師を縛れば子供たちの心を縛ることになりかねない。その点に触れられずに残念」
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6月17日
声 京都府 60代
議論百出。どれもがもっとも。
ある母親の「これでは立たせることも座らすこともできない」が結論になった。
君が代を巡る人々の思いはさまざま。それを受け止め、尊重する事が大事
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俺の考え
 
「国歌」を変える
変えれない・変えてはいけない という意見に対しては
それはなぜかを問う
その答えに凝り固まった思想があるように思える
その「思想を変える」のは違う、けど・・・
 
時代は流れている
言葉も変化してきている
以前に言語学者?みたいな人がテレビで言っていた
最近の言葉の乱れ「ら抜き言葉」や「ファミコン言葉」に対して
「今使われている言葉が今の言語」
みたいな事を言っていた
今の時代に合った国歌にした方がいい
 
今回の裁判のきっかけは命令違反
教師が命令を違反した理由は国旗に向かって起立し、国歌を斉唱したくなかったから
なぜか?

国歌を変えればいい
そんなに簡単な話じゃないなら
何が難しいのか
そこを議論する事が大事

石原慎太郎も「新しい国歌を作ったらいいじゃないか」と言っていたそうな
 
その思想に従わなければ罰則が与えられる(←俺はこう思える)
そういう動きは脅威に思える
 
俺は産まれてこのかた君が代を歌ったことはない
知らないから歌えない
歌えと言われたら
それほど思いいれも何もないけど
反発してますます歌いたくなくなるやろう