あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

解体

少し前、たけしさんの離婚が発表された。

その後、ビートたけしガダルカナル・タカに「何もないからオレ」と言ったらしい。
そういえば去年、事務所のことで報道があった。

オフィス北野を2018年に退所し、同年4月1日よりT.Nゴンに所属

そして今年離婚。
「財産は何かもらったんですか?」と聞かれると「家だけ」と答えたとのこと。

それを聞いて「家」→「柱」→「軸」→「自分以外に軸」→「アイドル」→「引退」→「ロス」が浮かんだ。



2016年 SMAP 解散。
2018年 安室奈美恵 引退。
2020年 嵐 活動休止。

好きなドラマが終わって、やる気の出なくなった状態を「ロス」と言うらしい。
「アイドルが引退したらどうやって生きていけばいいかわからない」という人もいるらしい。
それくらい、自分以外の人や物を心の支えにしている人がいるんやろう。

心の支えにしていた物がなくなったらどうするか?
新しい柱を探すか、自立するかだと思う。

アイドルグループ嵐の活動休止にしても、現実逃避していてもその時は来る。
それなら準備しておいた方がいい。

どうせ準備するなら、他の柱は探さず、自立した方がいいと思う。

どんな状態を自立と言えるかという問いに対して、
師匠曰く、
批判したり愚痴ったりしない。創造的に生きる。
と答えていた。



もしも寄り添う柱がなくなったら。
それを家で考えてみた。
解体工事をしていって、柱(意志)も土台(仕事)も取り払った後、最後に残るのが基礎(信念)

たけしさんは仕事は残ってるけど、もし、仕事も失って本当に何もかもなくなった人がいたとしたら、自分に残っている想いを見つめ直すのではないやろうか。
そして出てくるのが信念なのかも知れない。

自分には何もない。
でも○○がある。
だからこれからは〇〇を活かして生きようと。

世間体や人の意見、自分が被っていた殻が全て取り払われた時、本当に大切な事がわかるのかも知れない。
だから落ち込んだ事がある人は強い。