ダイヤモンドオンラインの
『嫌われる勇気』刊行5周年・著者インタビュー【前編・後編】
という記事を読んだ。
『嫌われる勇気』は現在、日本だけで185万部売れてるそうな。
2018年度の年間ベストセラー(ビジネス書)でも『嫌われる勇気』は史上初となる5年連続のトップ10入り。また、Amazonのレビュー数は2000を超え他を圧倒
とのこと。
記事の中で「なるほど」と思ったのがこれ。
という質問に対して、岸見さんの言葉
端的に自分が目指すことが書いてあると思って読むと、結局自分で考えなくてはいけないからです。そういう意味で、『嫌われる勇気』は哲学の本だと私は理解しています。哲学の本に答えは書いてありません。自分で答えを見つけなくてはならないのです。
これに似たことを少し前も見た。
『ムー』という雑誌があるのは知っていた。
一度も読んだことはなかったけど、この前「40周年」という見出しが気になりネットの記事を読んだ。
稀有な媒体『ムー』が40年続いてきた理由や、メディアとして果たしてきた役割について、5代目編集長三上丈晴氏に話を聞いた。
40年続いてきた理由は…貫いたニュートラルな視点「決めつけるな!」
例えば、怪しい現象を紹介する際は、まず考えるのは“可能性”です。丁寧に検証していって、一つ一つ可能性を潰していくと、どうしても説明しきれないものが最後に残るんです。まだまだ分からないことがあるのが面白いんです。
最終ジャッジは読者にゆだねている。当たり前のように言われていることに対して、“そうでない”という可能性があるのだというニュートラルさは残しておくべきだと思っています。
自分の、お客さんに対する態度を見直さなければ、と思っていたところやった。
多くの人に読まれている本と長く続いている雑誌に共通しているのは「客観性」
こちらは判断材料を提供して、決めるのは相手。
まだ俺の「こうすべき」が強い、と思う。