日本のしきたりがわかる本
新谷 尚紀/監修
健康や食べ物などに関して、昔から日本でされている行事の意味が書いてある。
海外の風習を取り入れて変化していった行事も多い事を知った。
「邪気」という言葉がよく出てきた。
「霊」もたまに見た。
季節の変わり目に、健康に関する行事が多いように感じた。
それは体調を崩しやすい時期だから。
今は科学や医学で原因が説明できることを昔の人はわからなかった。
それらを祈りの力でなんとかしようとしてきたように感じる。
正月飾り、昔は自分で作ってたそうな。
それが手間になり、売る人達がでてきた。
それでかどうか、意味が薄れて廃れてきた。
最近、おせちも同じような傾向にあると思う。
現代は見えない何かに怯えなくていい。
進化してきたおかげ。
逆に、見えない物を信じず祈ることを忘れてきた。
この本を読んでそう感じた。