あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

謝りたくない

東洋経済オンラインで
「新入社員の指導」で疲弊しないためのヒント
という記事があった。

その中に謝ることができない人の特徴として3つ書いていた。

・プライドが高く、負けず嫌い
・傷つきやすく、打たれ弱い
・柔軟性にかけ、融通が利かない

決定的なのが抜けてる。
・自分が悪いと思ってない。

教えてもらっていない、又は言われてないことはできなくて当然。
それなのに怒られるのが納得できないんだと思う。

プライドが高くて謝りたくない人は年配者に多いのでは。
最近の若者は「謝る必要を感じない」のではないかと思う。



最近、山下清の画集を見ている。
その中で似たようなエピソードを見つけた。

放浪中、山下清に食べ物をあげた人たちが展覧会場に来た。
山下清の知人?スタッフ?は「そのとき世話になったお礼をいったらどうだ」
と言ったら「お礼はそのとき言っているはずだ」と答えて一同は笑ったとのこと。

そりゃそうだ。
そりゃそうなんやけど。
普通の大人は「けど」が付く。



記事の中には、
そもそも自分が悪いと思っていないから謝らないという相手に対して、どう接していけばよいのでしょうか。
という一文はあるが、謝ることができない人の3つの特徴には、教える側の非は入っていない。
あくまで新人が悪いことを前提にした3条件。
だから上から目線になる。
それが余計に面白くない。

俺の勝手なイメージ。
最近できた会社、特に私服で仕事をしている企業はここら辺がわかっている気がする。
そんな企業なら俺もサラリーマンとしてやっていけたかも。

指導で疲労するのは、未熟な証拠。
新人だけが悪いのではない。