とある整体屋さんのホームページでコース名がわかりやすいのを見つけた。
骨盤・股関節コース
リンパ循環コース
免疫力コース
これだとお客さんは何がよくなるのかわかりやすい。
でも、俺は「効果」を謳わないようにしている。
リンパの循環がよくなるような表記。
免疫力が高まるような表記。
科学的根拠が無い物は表示してはいけないことになっている。
体が楽になっているんやから効果は出ていると思う。
今の技術だと計測できるんやろうけど、すぐに病気が治る訳じゃないし、お金がかかるやろうからしていない。
だから表示もしていない。
したいのはやまやまやけど、景品表示法などを考えると突っ込まれないものにしておくのが無難。
でも今の「60分コース」だと「何をされるのかよくわからないのでは?」と気づいた。
それと、短い時間の時は触る場所を限定することによって不満が出ないようにする。
そのために次作るコースは、名前から変えた。
新規様は60分以上のみ
各40分
・ショルダーコース
・ボディコース
・フットコース
60分全身コース
80分全身しっかりコース
どうも日本人はカタカナ英語で書いた方がかっこよく見えるらしい。
「目、頭コース」より「アイヘッドコース」の方がオシャレに感じるようや。
(コースの日本語って難しい。道筋でも進路でも方針や方向、過程でもない。一番近いのが”西洋料理で、順に出される一品”かな~?)
その感覚を取り入れたのと、特に新規様は短い時間だと結果を出しにくいから60分以上しか受けられない様にする。
たまに「始めは恐くて」という人がいるからその人は40分にしようかな。
40分コースは触る場所をこちらが限定する。
選ぶのはお客さんやけど「40分で肩と腰と足も」と言われないようにするための措置。
全身触るためには60分以上を受けてください。
全身をしっかり触るには80分必要ですよと伝えるための表記。
あと「デスクワークコース」や「立ち仕事コース」なんてのもわかりやすいかもと思いついたけど、これは仕事を聞いて施術に取り入れた方がいい。
今回コース名を付ける目的は「触る場所をこちらが限定する」ということ。
肩から上か、胴体か、足か。
これで自分が納得できないものを提供せずに済む。
それぞれで触る場所も細かく別紙で明記しておこう。
ショルダーコース
首、肩、肩甲骨、デコルテ、頭、目の周り、腕、少し足。
ボディコース
背中、腰、脇腹、デコルテ、お腹、少し足。
フットコース
ハムストリング、ふくらはぎ、大腿四頭筋、スネ、足裏、お尻、股関節。
これを書いてて「お客さんには伝わりにくいやろう」と思った。
店に貼る時は体の絵に丸をしよう。