あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

方向指示器は何のために出すのか

仕事場までの往復はいつも二輪のバイク。
人の指示器の出すタイミングでさえイライラしてしまう。
なるべく他のことを考えるようにしてるけど、俺はやはり細かい。

指示器を出す正確なタイミングは、
第二十一条(合図の時期及び方法)より

右左折の時は30m手前から。
進路変更は3秒前。
徐行や停止やバックはその行為をしようとする時。

という決まりがあるにも関わらず、直前や完全に止まってから出す人の多いこと多いこと。

出すタイミングを思いやりのレベルで勝手に分けてみた。

初級
とりあえず指示器を出す。

中級
周りに知らせるために指示器を出す。

上級
指示器を見た相手が動作をする時間を稼ぐために出す。

周りの人が反応するのに必要な時間や距離を法律で定めているのに「指示器を出す」だけ守っているんだと思う。



お茶の出し方で思いやりのレベルを分けてみた。

初級
言われたからお茶を出す。

中級
邪魔にならない場所や取っ手が取りやすい方向に向けて置く。

上級
石田三成の出し方。
>最初に大ぶりの茶碗にぬるめの茶を一杯に入れて出した。喉の乾いていた秀吉は、それを一気に飲み干したあと、もう一杯たのんだ。次に小姓は、やや小さめの碗に、やや熱めにした茶をだした。秀吉が試みにもう一杯所望したところ、今度は小ぶりの碗に熱く点てた茶を出した。相手の様子を見て、その欲するものを出す、この心働きに感じいった秀吉は、その小姓を城に連れて帰り家来とした。
石田三成の逸話」より


今までどおり俺のイライラの原因は人に求めるから。
俺が安全な車間距離を取れば済む話。