あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

判断基準

「良い」や「悪い」は何で決まるのか。

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日本初の春画展開催へ 春画は「わいせつ」か「芸術」か? 
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わいせつなのか芸術なのか、これは「わいせつ」の定義を見て納得した。
判例では「いたずらに性欲を興奮または刺激させ、かつ、普通人の正常な性的羞恥心を害し、善良な性的道義観念に反するもの」(最判昭和32年3月13日 チャタレー事件)
と出たらしい。

なら春画はこれに当たらない。
だからわいせつ物にはあたらない。

漫画だから、古いから大丈夫ということではないやろう。



そこに日本人の落書きがあるらしい。

少し前、テレビで落書きを書いた子孫がほこらしげに「読める状態の写真がある」とテレビに出ていた。
それを擁護するブログもあった。

俺は「なぜ?」と思った。
落書きは落書き。ダメなのでは?と。

でも批判的な意見はあまり見ない。
残ってることがすごいから?
あの時代にアンコールワットに行ったことがすごいから?
書いた内容がいいから?

うーんわからん。



佐野氏のデザイン。

1発目はセーフと思った。
しかし、著作権で言ってきてるのに「商標権の確認はした」の一点張りで対応しなかった時点で不信感。

力でねじ伏せようとするのが見えた。


次にサントリーのトートバッグキャンペーン。
この言い訳がまたいただけなかった。

成功したら自分の手柄。
失敗したら部下のせい。

人柄がよく見えた。

そして、
名古屋市東山動植物園のシンボルマークと、中米コスタリカ国立博物館のマーク。

一般市民からの通報らしいが、一般市民が発見できるか?と思った。
この頃には身内からの内部告発じゃないかと思いながら見ていた。


いつやったかフェイスブックにはこういうネタも出回ってた。
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佐野氏の身内と問題だらけの審査員
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後日、デザイン案を変更したというニュースが流れて、コネである信憑性が増した。

不誠実な人間や仕事は社会から制裁を食らう。
そんな時代なんだと思った。



だいぶん前「消防署の方から来ました」と言いながら、消火器を売りつける押し売りが流行っていた。
少し前「尼崎市の犯罪が多いところでアンケートを取っています」と警備会社から営業電話があった。

紛らわしい言い方が嫌いな俺はムカついた。
こういう営業に引っかかってしまうのは、おそらく年配の方。


師匠が「今年は立場の弱い人が注目される」と言っていた。
腕力やお金や権力で弱い立場の人をねじ伏せる時代は終わった。

自分は、真面目にコツコツ正直に。