浄化
1 きれいにすること。清浄にすること。
2 心身の罪やけがれを取り除くこと。社会の悪弊などを除いて、あるべき状態にすること。
goo辞書より
だいぶん前、お師匠さんが三十三観音にちなんで三十三個の言霊を教えてくれた。
せっかく教えてもらったのにまだ自分の物にできていない。
これからは無理やりにでもその言葉たちに関連付けて自分の言葉にできるように練習。
9月18日ドライブに出かけた。
理由はいくつかある。
師匠から大志を持つように言われた。
以前から考えていたけどいい案が出ない。
一つあるのは夢というには無謀すぎる。
考えるには普段と違う環境がいいと思った。
それ以外にも、
最近体調が思わしくなく、9月13日に師匠の整体を受けた。
ストレスが原因で肝臓が疲れていると言われた。
ストレスの原因はわかっている。
プロポーズの失敗。
彼女とはアチコチ出掛けたから、何かと思い出す。
それと、
20年以上付き合いのあった友人に貸したお金が返ってこないこと。
彼との思い出も多々あり、事あるごとに悔しさが込み上げる。
そして、
13年連れ添った猫の死。
これらの根本原因は、未来を見ずに過去ばかり振り返っているから。
それもあって大志を明確にする必要があった。
細かいことが気になり、溜めやすく、発散もヘタクソ。
その上女々しい。
元々ストレスは溜めやすい方だと思う。
高校生の時、生まれて初めて自分のお金で買った本は、瀬戸内寂聴さんの『孤独を生ききる』。
当時、瀬戸内寂聴さんが何者かも知らずにタイトルだけ見て買った。
それだけその当時から心が病んでたんやろう。
テトの死後、急にその本を思い出した。
内容はほとんど忘れたけど「旅に出ろ」とあったのは覚えていた。
それもあって出かけたいという気持ちが強くなった。
それに、9月14日の新聞に「丹波栗」のことが載っていた。
さらに、9月17日この時点では「行く」と決めていたけど、
友人から「お参りをすると仕事運がアップする」という首切り地蔵尊の話を聞いた。
丹波栗を買いに行く途中、少しの寄り道でいける場所。
これが決定打となって行ってきた。
つくった時代に重機はない。
ということはほとんど人の力。
怪我をした人や腰を痛めた人も多かったのでは?
立場はどうやったのか?
城主のために喜んでしてたのか。
仕事として割り切ってやったのか。
奴隷としてやらされていたのか。(奴隷があったかどうかはわからない)
詳しく調べる気はないが、気の持ち方で疲れ方も大きく変わってくる。
「手当がもらえるなら・・・」 残業代を求める若者は「社会をなめている」のか?
波多野弁護士。
「『半人前には残業代を払いません』というのは、単に残業代の支払いを逃れる口実にすぎません。」
オレはもらえないものだと諦めていた。
「この業界は」とか「今のご時勢は」とか「それが当たり前」とか。
だから納得がいかなければ辞めていた。
・・・・・・・
9月27日朝日新聞
宇沢弘文さんが亡くなったという記事やった。
「日本の狭い国土を広く使うには電車の速度を半分に落とせ」と主張していたそうな。
遅くすれば途中駅も人が降りて栄え、つまりは広く使える。効率化の逆をいく発送。
とあった。
この記事があったからか、たまたまか、同じ9月27日朝日新聞
『声』で「働きすぎ日本人 休みとって」と外国人が書いた投稿も載っていた。
仕事は大切だと思うけれど、人生の一部じゃないか。
とあった。
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オレも同じ考え方やった。
だから給料や内容が我慢できなければすぐに辞めていた。
もう泣き寝入りはしない!~立ち上がった"働く若者たち"~
企業を訴える若者たち
これも同じく、条件が合わなければ自分が辞めれば済む話だと思っていた。
だから「ココまでするか?」と一瞬考えたが、
この人たちがもし「自分の利益(未払い)だけ考えずに、ブラック企業は許さない」という気持ちで戦っている(言っている)のであればオレより志は高い。
・・・・・・・
少し前、親が車を買い替えるということで久しぶりに車を調べた。
ハイブリッドが静か過ぎやから注意しないといけないと思い調べていた時。
ハイブリッド車は静か過ぎて危なくない?
というヤフー知恵袋を見た。
(結局買ったのはガソリン車)
>歩行者は「静か=車は来ていない」と決めつけ、運転手は「歩行者は車が近づけば気付く」と決めつけています。
そこへ静かな車が表れると、想定外であり、意表をつかれてしまいます。
静かな車が一般化すれば、歩行者も運転手も認識が変わることで問題視されることも無くなるでしょう。
その頃には街中の騒音や、大通り沿いの住人の生活も大きく改善されるでしょう。
今の問題をクリアした先の明るい未来。
企業で言えば、ブラック企業がなくなり、仕事以外の生活も充実できる社会。
その為にはただ辞めるのではなく、声を上げることが変化につながる。
少し前の職場で「独立自尊の精神」を持って働くように言われていた。
持って働いていたつもり。
でもやっぱり自分の店ではない、という気持ちはどこかで出てくる。
昔の人はなぜあんな重労働に耐えられたのか?
体格が違ったのか、気合が違ったのか。そういう時代やったのか。
わからないから勝手に推測。
一致団結して、同じ高い目標を目指したら劣悪な環境でも頑張れるのではないか。
と石垣を見て思った。
今は雇われではなく、自分のお店。
体は疲れるが「しんどい」とか、「イヤだ」と思ったことはない。
大志を抱く。
それに向かって邁進する。
すると途中の苦は苦でなくなる。
自分のお店を出すという夢はかなった。
その次、大志は
お師匠から教えてもらった整体を「第3の医療」として、より多くの人に知ってもらうこと。
秋は元々好き。
ドライブにはもってこいの季節。
行ってよかった。心が洗われた。
頭の整理ができて大志もまとまった。
後は実行。