あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

「安い土下座」と「謝らない」のはどっちがいいか?

8月5日と6日の朝日新聞に「○○○問題を考える(上)(下)」の特集があった。

今までスルーしてきたけど、
師匠から「国の問題を問題視する。他人事にしない。国民の誰もが関心を持っていることは自分も関心を持つように」
と言われている。

だから今回は読んでみた。

読んで違和感を感じた。
それは6日の「○○○問題を考える(下)」と「たかじんの番組に出ていた人の意見」でわかった。


俺は朝日新聞が以前に誤報したことは知らなかった。
(上)には朝日新聞誤報について書いてあり、誤りを認めていた。
そして「言い訳」と「他社も同じ事をしていた」という揚げ足も取ってた。

「あやまりは認めたがあやまっていない」
たかじんの番組で聞いてわかった。
違和感の正体はこれやった。

俺はてっきり「事実」と「過去から現在、これまでの経緯」と「いろんな人の意見」が読めるかと思ったのに、言い訳が書いてあったから面白くなかった。

でも、読んだついでにまとめる。



新聞より
『いつどんな経緯で作られた?』
満州事変の翌年、32年の上海事変日本兵が中国人女性を強姦する事件が起きた。
反日感情の高まりを防ぐためとの記録がある。
その後、性病蔓延による戦力低下や機密漏えいの防止、軍人の慰安のためなどの理由が加わった。


『その他色々』

新聞
「強制性の有無は資料が見つからないから分からない」との説明は、韓国国民には真の努力がされていないと映る。
オレ
事実かどうかが重要で、「証拠がないから」という言葉は相手の気持ちを考えていない。

新聞
憲法裁は、元○○○らへの個人補償が協定の例外にあたるのかどうかを、韓国政府が日本政府と交渉しないことを違憲と判断した。
オレ
これの意味がわからない。なんかもう滅茶苦茶やん。韓国はなんでもありな気がする。

新聞
河野談話を見直す動き。
オレ
火に油を注いだらどうなるかはわかっているはず。

新聞
マイク・モチヅキさん
「もう十分だ。未来志向で行こう」と言うのは被害者の側であって、
日本人はまず「私たちは忘れない。過ちを繰り返さない」と言い続けるべきだ。
オレ
これに賛成。

新聞
秦郁彦さん
「自分のことは棚に上げ、他を責める」のは国際情報戦の定石とはいえ、日本も反撃姿勢に転じればよいのではないか。
オレ
こういう考えの人がいるからいつまでたっても同じことの繰り返しになるんだと思う。
日本と韓国。
朝日新聞と他社。
人の揚げ足を取らずに、自分に非があれば謝罪し反省し次に活かす。

新聞
吉見義明さん
解決のためには、女性の人権侵害をした主体が軍であることを政府が明確に認めることだ。
その上で、謝罪し、補償し、教育にも反映すべきだと思う。
個人であれ国であれ間違うことはある。それでもその時には過ちを認め、再発防止の措置をとることが誇りにつながるはずだ。
オレ
「補償し」以外は賛成。

新聞
20年前の新聞記事に誤報があったかどうかは、枝葉末節に過ぎない。
オレ
これは反対。
「この誤報がきっかけで火が付いた」という意見がある。
その意見がどこまで本当かはわからないけど、少なからず責任はあるはず。
だから謝罪はすべき。


まとめ
ちゃんと謝ろう。
戦争はしたアカン。