あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

本当の自分


『皆さんはこんな経験をしたことがありますか?
とにかく辛くて混乱するようなことに遭遇し
起こったことをできる限り調べて
なんとしても理解するしかないという気持ちになった経験はありますか?』
http://www.ted.com/talks/lang/ja/jack_andraka_a_promising_test_for_pancreatic_cancer_from_a_teenager.html
 
ジャック・アンドレイカは15歳で有望な膵臓がん検査の方法を発見したらしい。
TEDでのスピーチを聞いて、自分も頑張らなければ、と思った。
 



今日お店に人工透析をしているお客さんが来店された。
今までも何回も施術しているが、TEDを見てからはじめてで、
その人を施術しながら「もし腎臓を再生することができたらすごいんじゃないか」と考えた。

そこで少し調べた。
人工透析をしているのは2012年12月の時点で約31万人。
毎年5千~8千人くらいのペースで増えている。
http://docs.jsdt.or.jp/overview/pdf2013/p003.pdf
 
今の治療法は『透析』か『移植』か。
 
『透析』
一日置きに4時間もベッドに縛り付けられる苦痛、食事制限、水分制限、金銭的には政府が面倒見てくれるとはいえ月2万円の負担。
http://blog.shadowcity.jp/my/2013/01/10-4.html
 
『移植』
人は、外から入ってきた異物を「非自己」(自分でないもの)と認識して、排除する「免疫」という機能をもっています。移植された臓器も「非自己」であるため、これを除く免疫反応が起こります。これを「拒絶反応」といいます。
http://www.astellas.com/jp/health/healthcare/transplant/03.html

しかし、

ヒトの患者自身からiPS細胞を樹立する技術が確立されれば、拒絶反応の無い移植用組織や臓器の作製が可能になると期待されている。
人工多能性幹細胞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E5%A4%9A%E8%83%BD%E6%80%A7%E5%B9%B9%E7%B4%B0%E8%83%9E

つまりiPS細胞によって人工透析をする必要がなくなるかも知れない。
そうなれば整体によって再生するよりも、医学によって移植した方が確実で早いやろう。

ここまできて、以前に考えていたことを思い出した。




生きるとは。
どこまでして生きたいか。

輸血はどうか?
輸血で命が助かるのに拒むか?

血液型が変わった有名人
大塚範一キャスター。
白血病など血液の病気の治療に利用される臍帯血(さいたいけつ)の移植を受け
血液型がB型からA型に変わったとのこと。ビックリした。

これはどうか?
お金がある人だけが生きられることにならないか?
 
臍帯血移植の費用に驚いた(闘病677日目)
 

人の臓器は要らなくても自分の細胞から作ったものならいいのか?

iPS細胞の行く末のような映画『アイランド』
移植臓器や代理母を提供するビジネスに使われるただの製品、クローン技術によって作られた人造の人間の話。
人間を育てて、いざという時に必要な臓器を取り出すためだけの存在。
 
アニメ『攻殻機動隊』は電脳化や、義体化の世界。
 
二つとも技術的にはありえる話。
 


 
自分の中の基準はやはり、自然なままの自分はOK。
だから、人の手が加わることはイヤ。

臓器移植、人工呼吸器。
輸血も。。。
かな?・・・

でも、
やっぱりそれはおかしいかな。
俺が腎不全になったら透析を受けずに死を選ぶ。
生きることをあきらめることと同じやもんな。
 
それに、
何かの事故で意識不明の後、輸血によって命が助かったと聞けば、
生きててよかったと思うやろうし、下のニュースが出た時もうれしかった。
俺はアトピーではないが、友達にいててその辛さは聞いたことがある。

皮膚を保護、アトピー改善 新薬開発に光、京大
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130917/bdy13091701270000-n1.htm
 
人工関節もそう。
科学、医学の力によって暮らし安くなるのはいい。

本人が選べればいい。
俺は自分の力だけで生きられる所まででいい。
 
でも、「時には人の助けが必要な時がある」とテレビで言っていた言葉もすごくわかる。
 
俺が頑張るのは整体で第3の選択肢『再生』を選べるようにすること。