あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

リラクゼーションと散髪屋

 
全て個人的感想




ラクゼーション
疲れをとる所

カイロプラクティック
痛みをとる所

整体
疲れや痛みの元をとる所
「やってもらった感」は少し薄い
疲れの原因は普段の姿勢や決まった動きによる筋肉の疲労
だから、痛みが取れても→普段の生活に戻る→痛み戻る→整体に行ってもどこに行っても一緒と思ってしまう

筋肉の動きをよくするのと
筋肉の疲れをとるのはちょっと違うと思う

整骨院接骨院
本来の
柔道整復師の扱える疾患は、急性又は亜急性の外傷性の骨折、脱臼、打撲及び捻挫(いわゆる肉ばなれを含む)のみである。慢性の疼痛疾患はその対象にならない。このうち骨折及び脱臼については、緊急の場合を除きあらかじめ医師の同意を得ることが必要である。』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%94%E9%81%93%E6%95%B4%E5%BE%A9%E5%B8%AB

上記の保険診療内容から離れているのが現状
一時的かつ部分的に慢性疾患の痛みを緩和し続ける
だから通院し続ける
保険診療内で根本治療をするまでの時間は足りない

病院
薬による対症療法

リハビリテーション病院
理学療法士がちゃんといる所は今後ますます発展して欲しい
ロコモティブシンドロームを流行らせるなら
正しい運動を指導できる人が必要




今のリラクゼーション業界について
一言で言えば「安易」かな

おそらく
他業種よりも参入しやすいんやろう

お店を出す人からしたら
資格がいらない

医者でもないし、接骨院でも飲食でも散髪屋でもないから
お店を出すのに資格はいらないし
雇う人間にも資格がいらない=人件費が安い

人件費で言えば
今リラクゼーションで働く人の多くは個人事業主
業務委託が多い

だから、制服は個人で購入とか
月に数円、本当に形だけの店舗使用料金をとったりする
「雇用ではない」という証のためみたい

形態が委託だから、仕事(施術)しなければ報酬も払わなくて済む
人件費が安くすむ

働く側の人間にしてみたら施術に入れなければ収入にならないのだから
必然的にお客さんに来てもらうように努力する
接客にしろ施術にしろ自分で頑張る
それが報酬につながる
だから店も「頑張れ」と言う必要もない




前のお店にいる時からそうやったけど
この1年ほど、求人を出してもほとんど応募がない
問い合わせすら来ないという話も聞く

だからか、今のお店でも、次に決まっているお店でも始めの2~3ヶ月は最低保障をつける
どこも人手不足
それなのに、求人誌を見るとリラクゼーション屋は次々オープン予定

開店しやすい、で言えば設備費用
極端に言えばベッドさえあれば施術はできる

接骨院においてある電気治療器などはいらないし
エステにある高そうな器械も必要ない
飲食業のようなキッチンスペースや調理器具もいらないし
散髪屋みたいにカットとシャンプー用の椅子もいらない。水道代やシャンプーも必要ない

ベッドと施術者さえいれば開始できる
ただ、飲食や物販と大きく違うのは
一人の従業員が一人のお客さんに付きっ切り

だから大もうけはできない業界
ローリスクと言えば御幣があるがローリターン

これは散髪屋と同じやけど、散髪屋は時間が決まっていない
カットの時間を短くすれば回転はよくなる
(仕上げが上手い下手で通うかどうかは別として)

店舗数は今後まだ増えると思う
接骨院は規制と取締りが厳しくなればドンドン潰れるやろう
ラクゼーションは元々規制がない

無資格で開業できる
全部実費で自己責任




今後は散髪屋と同じような経路をたどるのではないか
駅前の大型店舗で安くする薄利多売か
家の近所の個人経営で少々お値段はするが、個性で売る差別化か
カリスマが人を育てて大型店舗でも高額でやるか

違うのは
散髪屋は料金は固定
いい仕上がりをいかに早くするかで利益が変わる

ラクゼーションは
お客さんは時間を買う
その時間内でいかに結果を残すか

「選べる」といった意味ではリラクゼーションの方がいいのかも
散髪屋も料金を段階にして

1,000円なりの仕上がり、伸びた所だけとか
2,000円なりの仕上がり、ちょっと短くとか
3,000円なりの仕上がり、2ヶ月くらい来なくても済むようにとか
ってしたら面白いかも

昔はシャンプーをするかしないか
というのは選べなかったような気がする
今は選べるんやから
カットに段階も導入できるはず

話が逸れた

時代の流れにのりつつ俺がしたいこと
多くの人にできなくて俺だからできること
気功も取り入れた整体
まだまだ修行が必要