あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

まだ・・・

11月15日
協会からメーリングリストでメールが来た
午前6時28分 U先生永眠

16日の御通夜に伺った
ご主人のあいさつが印象的

「流行の家族葬にしようと思って少しの知人とご近所だけに連絡したつもりが多くの方に来ていただき○○も喜んでいる。よく考えたらお別れを言いたいのは私たち家族だけではなかった。今は多くの方に来ていただいてよかったと思っています。」
 

11月27日
U先生の携帯番号から電話があった
一瞬ドキっとしたけどすぐに予想はついた
息子さんのお嫁さんからやった

U先生のベッド、教材、人体模型、協会のDVDやら一式を渡したいと
一般家庭には置いておいても仕方がないから使って欲しいとのことやった

不謹慎ながらベッドや教材は欲しかったし
協会の過去の記録も宝やから捨てて欲しくなかったので
翌日すぐに取りに伺った
 
協会の過去の記録は俺より長く協会にいてる人たち
俺より長くU先生と付き合いのある人に渡そうと連絡をとって
今日の伊丹での講演で渡す約束をした

今日の講演が終わり
みんなで晩御飯
その席で一人の人がU先生の写真をいつも持ち歩くようにしてる
と見せようとしてきた
涙がでてきそうやから遠慮した
 

師匠を新大阪駅までお連れさんと一緒にお送りした
二人を降ろした帰り道
いつもはU先生と二人

御通夜でも、家に荷物を取りに行ったときにお線香を上げた時でも、今日の講演や晩御飯の時でも泣かなかったが
いつもは二人の帰り道
でも今日は一人
涙がこぼれた
まだ寂しい
 

師匠
「誰かの死を悲しむこと、その人への存在と期待とがあって悲しむのなら、私たちはその人の死によって力を失うが、その人にお願いする役割が自分に託されたのだと思えるならかえって力を得るのである。託されるということはその人の力が自分の中に入って自分を推し進める力になるということ」