あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

要求に答えるかサービスを提供するか

お客の要求をどこまで叶えるか
こちらのサービスを受けてもらうだけにするか
 
お客の要求はとめどない
次から次へと
しかもそれが少しでも満たされないと不満顔
わがままは尽きない
 
それならば
俺がするときは
コチラの提供するサービスが受け入れられるかどうか
そちらで勝負した方がいいのでは?
 
もちろん幅広く、多くのお客さんを受け入れる為には
リミッターなどなく全ての要求に答えた方が来てくれるお客さんの層は広がる
でも
従業員(俺)の体力に問題が出てくる
 
色々なリラクゼーションの店に行ったけど
今のうちの店ほど
お客さんの痒い所に手が届く店はない
器械を受けてもらう時もそう
強い指圧もそう
 
俺はリラクゼーションの決まりきったコースでも満足する
多少の強さ確認はしてくれるが
汗をかくほど強く押す(揉む)必要はない
それがリラクゼーション
 
現状
俺は元々体力がないが
俺以外も皆疲れきっている
 
入社してすぐ、『体力気力共に続かない』と言って辞めた人もいる
土曜日来なかった若い人
月曜日には普通に来たが
土曜日は疲れきって起きたら夕方4時だったそう
(それでも起きた時点で連絡は入れるべきやけど・・・)
院長一人が踏ん張っているようにも見える
 
働きやすさは働き甲斐につながり
それが
結果的にはお客さんにどれだけいいサービスを提供できるか
にも関わってくると思う
 
お客さんの中にも一人いてる
『みんな元気やけどそれが一日中持つの?今度週末の終わりかけに来てみようかしら』
もちろん俺の返事は
『いつ来ても同じですよ。皆元気いっぱいですよ』
すると
『そんなことないでしょー。人間やもんそりゃわかるわよー』
 
院長は
『こちらが疲れていてもお客さんには関係ない、お客さんにとっては来た時が大事な一回』
わかっちゃいるけど
そんなこともあって今日は皆早く帰らせてもらえた
 
一本背負いのやり方を知っていたら
世界柔道の無差別級で金メダルが取れるか
走り方を知っていたら
オリンピックのフルマラソンで金メダルが取れるか
物心ついてすぐ野球を始めたら
全員がプロになれるかそして活躍できるか
 
頭でわかっても体がついてこないことはある
 
そうは言っても
毎週月曜日
先週よりも少しずつ
レベルアップしていってる自分に気づく