あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

保身

今日も室長と現場廻り
車中色々話を

とある業者さんが苦手だと、室長に愚痴も言った

二人とも事務作業が忙しいからすぐに帰るつもりが
やはり現場にいくとなんやかんやある
2時半頃やっと昼食

昼食のときの室長の話
室長「業者さんが今度の火曜日に飲みに誘ってくれてるけど行くか?」
オレ「行ってもいいんですか?いいのでしたらよろこんで」
オレが朝に苦手と言った業者さん

この業者さんはこの前オレがプレゼンボードの作成を依頼したら
「現場担当さんと前に作ったから変えれない」という
オレ「現場担当からの依頼なら受けてもらえますか?」の質問に「はい」という返事だったから
横にいた現場担当に電話を変わって話をしてもらった

もちろんオレが電話したのは社長命令であり
現場担当も了承済みであり
オレはただの連絡係り
それを受け入れてもらえなかったのがちょい残念でめんどくさい

でもこれはしょうがない
オレはまだ研修中
業者さんにしてみれば筋を通した、だけ
でもそれ以外でもなんか苦手

そんな話を室長にしてた後の誘いだけに気まずかったけど
「酒の席で仲良くなります」と逃げた

室長は色んな業者さんに
「今の現場担当から築100年にかわっていくからよろしく」と言って廻っているらしい
それを聞いたさっきの業者さんがオレと仲良くしておこうと「接待」なのかな
ただ室長は「接待と思うな、勉強会・親交を深める会と思うように」と
天狗にならないように戒め

社内の改善の話にもなった
「築100年はつっぱしるところあるから言っとくけど
社内の改善、特に営業さんとの折り合いは慎重にしないと”こう”やで」
と、手でペシャンコのジェスチャー
室長は経験済みらしい

「家を建てるのと同じ、地盤を調査し、杭を打ち、
改良して固めて、その上に基礎を作れば、丈夫な家が建つ
何も考えずに一気にやったらアカンで」
とオレの6年後の立場まで考えてくれている
結構策略家
だから余計にオレの一級建築士取得をあせらす


今度する計画中の物件11区画
今日やっとプランが出揃った
そこで社長の驚く一言
「値段いくらくらいつけたらいい?」
営業さん1「最高と最低の差は1割くらいに抑えて欲しい」
営業さん2「4000万超えると売りにくい」
社長「でも近くの物件で同じような間取りで5千うん百万円で売ってたで
はじめは4500万くらいで売り出してもおもろいかもな
ほんで売れへんかったら下げたらいいねん」

な~んてどんぶり勘定

どこまで本気なんだか・・・
恐ろしい

その話が終わった後に室長が「な、あれもウチじゃぁ立派な会議の一つや」
「どう思う?」
と聞かれて
「社長がいいならそれでいいです、でもあれじゃぁ赤字にもなると思います」と言っといた


昼飯のとき
オレは「頑張って改善しようとしたら潰されるくらいなら
保身のために長いものに巻かれます」と室長には言った

でもこのままではよくない
それは思う

オレの愚痴集を溜めに溜めていつか
改善案として提出したろうかしら

いや、その頃には今より更に保身を考えるのでは・・・