あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

初対面

昨日の朝、初対面のおじいちゃんが開発室に入ってきた

周りの反応を見ると、昔からの付き合いらしいことはわかるが
オレには何屋さんなのかすらもわからない
それなのに急にオレのところに来て
「築100年さん、名刺の校正見てくれた?まだ?何してんの、結構前に送ったんやで、
ほんでもう、あんたが確認してあんたのサイン書いといて、もう間違いないな?」

前に名刺を作ってもらってチェックしたら、ささいなミスがいくつかあった
こっちの発注ミスと向こうの印刷ミス、両方ともささいなミス
室長に話したら「今のが全部なくなって、次に頼む時に変えてもらおうか」
という話になっていたのに、いつの間にやら作り直しになっていたらしい

おじいちゃんはそれを作った会社の社長
いつも住宅のチラシを作ってくれている印刷業者さん

ウチの社長にはゴマスリ
でもオレには初対面で事情を何も知らないのにヅカヅカと踏み込んでくる
オレは苦手
でもその性格がうらやましい

かたや
下請けの設計事務所の所長さん
ウチの社長とはほとんどタメ口
こちらも付き合いは長いらしい
でもここの所長さんは
「築100年君、ちょっとごめんけどコピーしてくれへんかな」
オレを社長の会社の社員として扱う


「反面教師」と「見事なお手本」
ほんまに色んな人がおる
こんなことを「小さなこと」と思えるようになって
イチイチ気にならない性格になりたい