普段からよく電話をくれるT君
昨日も電話をくれた
「忙しいか?」と聞かれて思わず「ボチボチでんなぁ」と言ってしまった
社長から「普段から”ヒマやから仕事ください”という言葉を口癖にしなさい」
と言われていたのを忘れてた。
まぁ連れやからええか、と思っていたら仕事の話やった
T君は個人で建築の請負をしていて、とある人から建築の話をもらったのだが
T君は建設業許可を持っていないために、請けることができない金額の工事とのこと
それでオレが働いている工務店に話を振ってくれるというので、そのことを社長に相談
そしたら一回会って話を聞く、ということで今日、社長・T君・オレの3人で会って話をした
社長が何を気にするのかと思っていたら
どこからの話か?
どういった経緯か?
T君と1次下請け、T君と2次下請けとの関係は?
なぜ1次・2次下請けはマル投げ先を探しているのか?
なぜ今の時期(設計も終わっていて6月10日着工、通常この時期に見積もりはありえない)なのか?
ということを中心に聞いていた
金額や工期、工事内容は二の次のような感じやった
確かに、オレは入社してまだ3ヶ月
そんな人間の知り合いが持ってきた仕事の話
たとえ見積もりだけで終わっても真剣にすれば1週間はかかる
やっても無駄なことはしたくない
どれくらい信用性がある話なのかを見極めたかったのでしょう
話した結果、社長は「前向きに検討します」という返事をして
とりあえず、概算の見積もりを出してくれるようになった
T君は自分の儲けの話は一切せずに
社長の質問に一生懸命に答えていた
後で聞いたら「決まってもない話やのに、自分の儲けの話はできへん、
そういう話をするんやったらもうちょっと確実な話を持ってきたときにするわ」とのこと
う~ん
う~~ん
オレには経営者は無理なようですな
どうもオレは浅い・・・