男はつらいよ フーテンの寅
1970年1月15日公開
ARKさんに勧めて頂いたのもあり、前々から見ようと思っていた「男はつらいよシリーズ」
見れば面白いのはわかっているのに中々進まない。
今回ようやく3作品目のフーテンの寅。
冒頭、どこかで見た顔が。
たぶんそうだと思うけど。
でも若すぎて断定ができない。
その人の出番が終わってキャストの名前が出てきて探すが載ってない。
ネットで確認してようやく確定。
名前も出してもらえないくらいのちょい役。
旅館の女中 役は若き日の樹木希林。
1943年〈昭和18年〉1月15日 - 2018年〈平成30年〉9月15日
享年75歳。
ご冥福をお祈りします。
週刊現代の記事
樹木希林さんが晩年語っていた「死について思うこと」
を見た。
やはり会話が面白い。
自虐のような違うような。
言いたいことをハッキリと言うその姿勢が面白い。
記事にあった映画『あん』ではお孫さんの内田伽羅さんと共演したそうな。
見た瞬間「似てる」と思った。
味がある。
俺が見た樹木さんのイメージ。
姿を見たら「達観している」と思い、会話を聞いては「屈託がない」と思っていた。
屈託があっても一瞬だけ。
人の幸せを願い、目一杯祝う。
粋でバカで下駄みたいな顔 フーテンの寅さん。
今作も泣いて笑って面白かった。
「線が一本」には爆笑。
俺もそうありたいと願い、あろうと思った。
