あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

ガンの元、健康の元

米ロサンゼルスの裁判所は3月31日までに、米コーヒーチェーン大手スターバックスなど販売業者に対し、コーヒーに発がん性成分が含まれているとの警告を表示すべきだとの判断を下した。

これを見て思った。
「少し前に1日4杯程度のコーヒーは身体にいいって出てたのに。どっちだ?」

そこでまとめサイトNAVER まとめ」を見てみると、健康にいい、と悪い、両方の意見が載っていた。


それを見て一番に浮かんだのがホメオパシー

ホメオパシーWikipediaでは「実効性の無い民間療法」として紹介されている。
今の日本でも怪しい民間療法として通っているのでは。

自分は試したことはないからわからないけど、これで治った人もいるんやろう。
だから今でもその方法が残っているのではと思う。


ホメオパシーの理論は、ドイツの医師ハーネマンが確立した。「健康な人間に与えたら似た症状をひき起こすであろう物質を、その症状を持つ患者に極く僅か与えることにより、体の抵抗力を引き出し症状を軽減する」という理論。
つまり病気になった原因の成分を限りなくほんの少しだけ体に入れて、その病気や症状を治す。という考え方。

おそらく自己治癒力を引き出す方法なんだと思う。



ホメオパシーを調べているときにこれも出てきた。

・・・・・・・
~アルントシュルツの法則~
A 弱い刺激は生命活動を活性化して
B 中程度の刺激により促進を起こし
C 強い刺激は機能を鎮静させて 
D 最強度の刺激は静止する
・・・・・・・

味に例えている人がいた。
濃い味を食べ続けると味覚が鈍化する。
薄味を続けると味覚が敏感になっていき薄味でも美味しく感じる。


薬に例えると薬はCかDに当てはまるのでは。
続けていい薬はない。

自分の整体はAかBでする。
弱い刺激の方が体に効いて、強い刺激は体によくないと実感しているから。


少し前に読んだ筋肉の本にも似たようなことが書いてあった。
「人間の身体には、ストレスが加わると、そのストレスに耐えられるように適応する能力が備わっている。骨は衝撃を繰り返し受けることで硬くなり、心肺機能は何度も持久走を行うことで向上する」

免疫システムも同じなんだと思う。



少しずれた。コーヒーに戻ろう。

「コーヒーに発がん性成分が含まれている」というのは焙煎時のメイラード反応がガンの原因になると言われているからやろう。
詳しくは、

発がん性物質 アクリルアミド

だから「コーヒーに発がん性成分が含まれている」というのは事実やろうし、(適度な)コーヒーは(自己治癒力を引き出すから)健康にいい。というのも事実やろう。


「いい」や「悪い」は人(体質)によって大きく違う。

誰かにとってコーヒー1日5杯が健康に良くても、ある人には1日1杯でも病気の元になる可能性はある。

何事もほどほどに、ということかな。