あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

貸し借り

お金を始め
受けた「恩」の貸し借りも気にするようにしている

普段は無頓着で気にしないといくらでもバカになれる
それは避けたいので「恩」を受けたら返すまでは必ず覚えておくようにしている
返した時点でチャラ、その時は忘れてもかまわない
相手にした「貸し」も、そんなに気にしない

でも今回はちょっと気になった

昨日の午前中
簡単な作業のはずだったので、オレ一人で作業に向かった
しかし、オレがイラン事をしたから復旧がこんなんになった

事務所に帰って準備してまた来る、となると、1時間以上時間を無駄にしてしまう
誰かに助けに来てもらえれば片道の30分くらいでかたがつく、と思った

そこで今日は一日事務所にいるはずのB先輩へ電話
助けて欲しい旨を告げると
「写真を撮って帰ってきて説明して」
とのこと
「やっぱり事務所に帰らないとダメですか?」
と聞いたら、
「見ないと説明できない」
とのこと
さすがに先輩に向かって現場に出て来いとは言えなかった

結局はA部長に電話したら
「今度大工さんに行ってもらうからそのまま置いといていいよ」
となった

昼飯の時にそのことをE先輩に相談
「あーあの人はそういう人やで
そんなんで助けて欲しいならCかDかオレの所に電話してこな」
と言ってくれた
実際E先輩には既に2回も現場に来てもらって俺のケツを拭いてもらった・・・

そしてその晩
夕方5時に施主からの電話
緊急事態で現場に出ないといけなくなったB先輩
迷わず俺を連れて行く
オレが事務所でしたかった作業もそのことによりできずじまい
しまいには日曜日に家で仕事をしないといけない始末

午前中は助けてくれなかったB先輩の手伝いをさせられた

現場で事態の収拾に奮闘している時はそんなことは微塵も考えない
でも今のようにゆっくり考える時間ができたときに、ふと
今回のB先輩への「貸し」は大きいぞ
と、考えてしまう
これでもし今後も「貸し」が増えるだけならば
B先輩への尊敬の念は薄れていくことやろう・・・

いくら仕事ができても人間的な感情が薄い人にはついて行きにくい