あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

F同期

ここ最近F同期の同棲している彼女の容態が悪いらしい
病名は忘れたが悪くすると白血病まで進展する病気なのだとか

そんなこともあり、F同期はココ最近18時から19時頃帰ってる
ウチの会社の中では早い方に入ってしまう

以前俺が途中で投げ出してしまったB先輩との現場
俺がリタイアした後はF同期が行っていた
しかし、先週から現場の都合でF同期は一旦離れた
そして来週からまたB先輩の現場にF同期が戻ることになったのだが

新人をいきなりB先輩の下につけると新人が辞めてしまうかもしれない
という理由でF同期がB先輩の下に戻ることになった、とF同期は聞いたらしい
それに対して「ほな俺は辞めてしまってもいいんかい」と怒っていた

F同期は彼女のことを思い早めに帰りたいとA部長と社長に言っていた
二人ともOkを出していた
しかし、今日になって社長がA部長に話をしていた

社長「Fは早めに帰るっていってるけど、それでBの現場務まるんかいな?」

A部長「Fは一時的なものでしょ?それに何も昼で帰る訳じゃないし」

社長「でもBが遅くまでやって、本来仕事を覚えないといけないFが早く帰るっていうのはどうかな、
ほなFは一生彼女のことを思って早く家に帰るんかいな」

A部長「いやー一生ではないでしょう、一時的なものだと思いますよ」

こんな会話を、俺の前で話してた
自分も早く帰るときがあるから少し耳が痛い

その後に、社長は
社長「俺な、Cにも言ったんや。あいつ遅刻多いやろ
あんまりひどいから、お前のために言うけど、朝時間を守れないなら
融通の利く会社を探せって」

そのことに関してはA部長は反論してなかった
確かに遅刻は多いし、今週は月曜日と木曜日に1時間近く遅刻というミスを犯してしまった
それでついに社長が出たんやと思う


その話をした後、E先輩が戻ってきて、俺にコソット「何話してたん?」
と聞いてきたので、全部話した
そしたらE先輩「そんなんFは定時までちゃんとおるやんなぁ
いくらBが遅くまでやっててもええんちゃうのん」と言っていた

もちろんE先輩は建築業がそんなに甘いものではないのは知っている
でもF同期を思いやっての言葉
そして会社に対する不満も含めたことば


F同期に関しては
朝は7時30分に朝礼がある
それを開始時間と考えると
18時30分でも10時間勤務
残業代もつかないのにその時間に帰って「早い」と言われても
「どんだけ働かせるねん」と言いたい

C先輩は
確かに遅刻はよくない
でもこれまた会社の法的な営業時間は朝8時から
つまり7時30分から8時まではサービス残業
その間のことを厳しく言うなら
それ相応の対価を払ってから言って欲しい


日本人は働きすぎ、といつか聞いたことがある
世界のことはよく知らない
でも建築業は製造業と比べたらワリは悪い
それだけ勤務時間が長い


俺は仕事は「生活するために」している
俺の中の「生活」とは
家に住んで
3食普通に食べて
着る物に困らない
まさに衣食住が足りればそれでいい

それと欲を言えば
毎日楽しく過ごしたい
つまり余暇を楽しみたい
老後だけでなく、今も

それを考えると今の仕事は勤務時間が長い

でも辞めても次がない
昨日のニュース
また求人倍率が悪い、と出てた
今辞めたら、やりたくない仕事にも就けないかもしれない
だから辞めれない


前回、59歳と同時に面接していた27歳が
来週の月曜日から来る

んで59歳が一日で辞めたからまた募集をかけた
今回は一級建築士の有資格者で募集したらしいが
それでも一人の募集に対して10人以上の応募があったらしい
現実は厳しいね


今日はA部長と話をする機会があった
俺もA部長もめったに無駄口はたたかないが
社長からB先輩の下につける人間のことを言われたA部長が迷っていたので
愚痴を言いたかったのでしょう

A部長にすれば
B先輩の下につけたらついた人間が辞めるのではないか、という心配はいつもあるらしい
しかし、そのことを一度B先輩と話はじめると
A部長がB先輩を退社にもっていってしまうかも知れないほど
A部長もB先輩に対しては思うところがあるらしい

みんな色々ガマンしてる
俺もガマンしてる
ガマンは体によくない
ガマンしすぎて心の病気になった


さてさて来週からまた何かが変わる
どうなることやら
俺はいつまでもつのやら