あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

パニック発作は回復に向かっている!!

パニック発作とは
http://www.pref.kyoto.jp/health/health/health06_a.html

俺の場合、特定の場所で症状が出ていた
・散髪屋
・歯医者
・電車
・バス

始めに症状が発覚したのは平成18年9月頃
市民病院で色々な検査をしたが、異常なし
結果病名は「自律神経失調症」と判断された

それに対する市民病院の処方は特に無かった
仕方ないので自分で病院を探し、薬をもらうことに
その病院に約1年半通ったが症状に変化は無かった

そしてまた今度は心療内科を探して家の近所の所にいった
しかし、そこの医者はあんまり親切ではなかった、「はいはい」とか「それで?」
といった感じ、それがイヤだったので、また別の所を探して今の病院を見つけた

今の病院で症状を話し、そしてやっと俺の病名が「パニック障害」だとわかった


今までは症状がでる場所は避けていた
しかし、1年ほど前、会社の慰安旅行でバスツアーがあるという事なので
医者に相談し、いつもと違う薬をもらってなんとか乗り切れた

散髪屋は、今は自分で丸坊主にしているので今後行く事はないやろう

電車はなるべく乗りたくない

しかし、歯医者は別である、いかなくてはならない場所である

去年の2月頃、歯の検診に行こうと医者に相談し、歯医者の先生当てに紹介状
(自分の病気の症状を書いたもの)をもらって歯医者の先生に渡した

それでもなかなか行く決心がつかず、ずっと行けないままだったのだが
ここ最近、歯に違和感を感じるようになった
・水がしみる
・かんだ時少し痛い

虫歯は放っておくといけないので、覚悟を決めて2日前に予約の電話を入れた
そして、昨日の晩、緊張のためか、少し動悸がしたのでいつもと違う薬を飲んで寝た
今日の朝、起きた時はなんの違和感もなかったが、時間が近づくにつれて緊張してきた

病院に行く30分前に精神が安定する薬を飲みいざ歯医者へ
歩いていく途中、もし発作がでたらどうしよう、とか
とりあえず、先生には先に謝っておこうとか色々考えたが、
それはネガティブな考えであることに気づいた

そこで発想をポジティブにしようと、考えを変えた
俺は今日歯医者を出る時には笑顔である
そして、パニック発作であるにも関わらず、苦手な歯医者で発作が起きなかったことをブログに書こう
要は気の持ちよう、大丈夫、発作はでない、とかを考えた

しかし、緊張はしていて、家を出る時に行ったはずのトイレが
歯医者に付いた時にはまた行きたくなっていた

待っている時、そのポジティブ思考の甲斐あってか不思議と緊張は解けていた
これならいける、と思っていたが
俺の前の患者さんが治療を終えて出てきた時、次俺の番だと思った瞬間
血の気が引いていくのがわかった

これはイカンと体を動かし、深呼吸をして、さらにポジティブ思考
なんとか治まりいざ診療
そこの歯医者の先生は元々親切丁寧な先生だが、俺の病気を知ったせいか
より一層親切丁寧に対応してくれた

始めに「先生もし発作が出たらすいません」といったら
「あーそれは大丈夫ですよ」と軽く返事してくれ、そのおかげでかなり気は楽になった

そして診療が始まったが、緊張は治まらない
鼻で深呼吸する事を心がけ、いい事だけを考える事に集中
なんとか乗り切れ、「歯に異常は特にありませんので今日は歯垢の除去だけしましょうか」
安心して歯垢の除去をしてもらう
しかし、除去する器具が歯に当たったとき、また血の気が引くのがわかった
腹に力を入れ、深呼吸し、ポジティブ思考
なんとか乗り切れた

そして「気になる歯は銀歯だから次回レントゲンで確認しましょう」と今回の治療は終了

発作は起きなかった!!!

会計を済ませ、外へ出た時俺は満面の笑顔やった
発作がでなかった
病気は回復に向かっている
なんせ嬉しかった
家に歩いて帰っている時、終始笑顔、周りの人からは危ない人と思われたかも知れないが
関係ない、純粋にうれしかった
少しスキップも出た

病気が発症してから2年と4ヶ月、回復に向かっていると確信できる出来事やった
今度は電車に挑戦や!