あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

『聯合艦隊司令長官 山本五十六』 映画


先見し忠告し部下の原因による失敗でも怒ることなく認め活かそうとし責任を取る

真理と呼べる芯があり指示が早く、ぶれない

奉られることを嫌い和を好む

そんな人でも戦争を止められなかったというお話

映画のラストが気になった
 

「この戦争で犠牲になった命は300万を超えると言われています。
いったい、我々はいつ、何を間違えたのでしょう。
そして、いったい何に負けたのでしょう。
その答えは50年後、100年後の日本人の手に委ねるしかないのかも知れません。
しかしそれはこの国の人間が全てを忘れてしまうのにもまた、十分な時間でしょう。
山本五十六さん、私たちはもう一度この世界をよく見ることから始めなければならないと思っています。
あなたの言葉通り、目と耳とそして心を大きく開いて」
 



昨日のテレビ
たけしのニッポンのミカタ!
http://www.tv-tokyo.co.jp/mikata/backnumber/130118.html

今の若者は物欲はなくても幸せだ、とやっていた
意味合いは違うが、テレビで150億円持っているIT社長もそんな感じの事を言っていた
「広い家や高級車に関心がない」と

しかし、それは危険だと警鐘を鳴らす人がいる
「頑張っても未来が落ちていくのがわかっている。だから”今”が一番幸せなのだ」と

今の若者の幸せは「承認」らしい
フェイスブックで「いいね」
ツイッターでもらう「返事」(見てくれている)
ブログの「コメント」
ニコニコ動画での「励ましの声」、など

番組に出ていた人が言っていた
「今も昔も「承認」が幸せの要因であることに変わりはない」
今は、無料のSNS
昔は、高級車や広い家に住むことによって、人から「すごいね」と言ってもらう優越感

何に幸せを求めるかは重要だと思う
「ない物」ねだりよりは、「ある物」で満足する心が大切だと思う。

未来を悲観して生きていくより
明るい未来に向かって努力・成長する方が楽しいはず。
そのためには「ない物」を創ろうとする気持ちが必要。
 
村上龍が言う「消費者として満足せずに創る側になる」
その目標を自分で見つけるのは難しいのかも。

山本五十六坂本龍馬みたいな道しるべとなる人が、
今の日本にはいないのかな。