最近スーパーで「フードロスにご協力ください」という表示をちょくちょく見る。
食品ロスについて知る・学ぶ - 消費者庁
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。
賞味期限が近付いて売れ残りそうな商品に貼っているみたい。
それを見る度「作る量を減らしたらどうなの?」と思っていた。
それと同時に恵方巻のニュースを思い出す。
「もうやめにしよう」…恵方巻き大量廃棄、チラシで異議:朝日新聞デジタル
人口減の時代、増やし続けるのは限界がある。
<中略>
そんな問題意識から、今年の恵方巻きは「昨年実績」とすることに落ち着いたという。
<中略>
欠品に対する苦情は特になく、逆に激励の電話やメールが多く届いたという。
これは2018年のニュース。
しかし、
「恵方巻の大量廃棄問題」はどうなったか 124店舗調査と3年データ推移で探る(井出留美) - 個人 - Yahoo!ニュース
2019年には、閉店5分前の百貨店(デパ地下)で、272本の恵方巻が売れ残っていた。
減ってきているとはいえ、廃棄はまだまだ多い。
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今の時代の「企業努力」って売上を伸ばすだけではダメだと思う。
環境に配慮した経営でないと地球が持たないし、お客さんの支持も得にくいと思う。
「フードロスにご協力ください」といってお客に求めるのは、企業努力した後の最終手段だと思う。
ここで思う企業努力とは、売り切れる分しか作らない「昨年実績」を完全に売り切る事だと思う。
プラスアルファを望むなら予約を受け付ける。
ここの手間を増やすことが企業努力やろう。
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昨日、この表示を見たのは秋分の日用のおはぎ。
23日用に作ったであろうおはぎの残っていた分に貼っていた。
残っていたのは10個くらい。
その横には、新しく作った数十個が並んでいた。
俺は迷わず値段が少し安くなった、賞味期限が24日のおはぎ買った。