あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

地上最強の商人 本

地上最強の商人
オグ・マンディーノ/著


他の人はどんな本を座右の書にしているのか?
で、調べて出てきたのが中島敦名人伝」と、この本。


この本は442ページある。
1996年の出版で新品は売ってないみたいで、中古だと安くても6,000円以上。(アマゾン)

 

でも、 角川文庫から文庫本(192ページ)で「世界最強の商人」が売っている。
2014年出版で新品でも792円。(アマゾン)


この2冊の違い。
「地上最強の商人」は2部編成。
1部は小説。2部は巻物を実践するための方法論。


対して「世界最強の商人」は小説のみ。
小説の中に、この本で重要な巻物は10巻までちゃんと載ってるから安い方がいい場合は、文庫本で十分。


巻物の使い方を丁寧に知りたい場合は「地上最強の商人」がいいのかも知れない。


・・・・・・・


1巻<習慣>は2巻から10巻までの読み方が書かれている。
2巻<愛>
3巻<成功>
4巻<奇跡>
5巻<人生最後の日>
6巻<感情>
7巻<笑い>
8巻<価値>
9巻<行動>
10巻<祈り>


これらの巻物を一定期間毎日3回読み続けて潜在意識を書き換えるのが2部の目的。
1部はただ小説として読んでも面白かった。


この本は成功本の中でもかなり良い本だと思う。
ただ、


1巻より
この教えとは、「いかにして、成功するか」という秘訣を説いたものではないということである。
ここで教えていることは、「いかにして、失敗を防ぐか」ということなのである。


だから2部は「巻物を実践するための方法論」であって、成功するための方法論ではない。
でも、これを書いてある通り実践すれば、いくらかの変化は現れると思う。


大事なのは、読むだけでなく実践。