あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

5日目

今日は2回目のお迎えの時にイレギュラーが起きた。

 

60代くらいの女性が車を降りた後、振り返って自分が座っていたシートを見た。

だから俺も見てみた。

するとシートに茶色いシミがあった。

 

「俺はこんなシミあったかな?」くらいに思った。

女性は何も言わずに入口の方に向かった。

その後ろ姿を見ると。お尻から膝くらいまで茶色で染まってた。

大きい方の粗相をしたみたい。

 

俺は車の戸締りをして、利用者さんに遅れて入口に入った。

近くに行くと確かに匂う。

女性利用者さんに何て言えばいいのかわからなかったから、先輩女性スタッフにお願いした。

 

すると女性スタッフ3人で女性利用者さんをトイレに連れて行った。

トイレの中では女性スタッフ一人でお世話をしたらしい。

その間、その女性利用者さんは動かず、拭いてくれるのを待っていたらしい。

 

その話を聞いて、女性スタッフのことを尊敬し、その女性利用者さんのことを「ん?」と思った。

その「ん?」の答えに関する話を他の女性スタッフに聞けた。

 

・・・・・・・

 

事業所は就労支援やから皆仕事をしに来ている。

中にはわがままを言う人がいるけど、「何をしに来てるん?」と言うようにしているらしい。

これを聞いて、自分の「至れり尽くせりはアカンな」と思っていたことの答えを聞けたようでよかった。

 

それと、利用者さんは色々いるらしい。

身体障害、知的障害、精神障害発達障害

 

女性スタッフさん曰く、「精神は全く別。全く同情しない」

 

それを聞いて事業所内の人達を思い出してみた。

確かに、知的障害であろう人たちは一生懸命。

身体障害であろう人たちも自分にできることをしようとしている。

対して、精神障害であろう人たちはわがままが多い。

というか、我がままを言っているのは精神障害の人だけなんではないか?と思えるくらいやった。

 

確かに違う。

そう実感して、いつか、誰がどの区分で通所しているのかを聞こうと思った。

 

で、今日粗相してその始末を全て女性スタッフさんにお任せした女性利用者さんは、精神障害生活保護を受けて就労支援を受けている人、らしい。

 

ちなみに、

作業所(A型・B型事業所)に通うと生活保護は打ち切られる? - ぎふ就労支援センター 岐阜市指定障害福祉サービス就労継続支援A型事業所

工賃が15,000円を超えると生活保護費の減額対象

 

ということで、就労継続支援B型で金額によっては生活保護を受けたまま就労支援を受けることが可能。