あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

武田麟太郎「日本三文オペラ」 本

武田麟太郎「日本三文オペラ


6冊の内の1冊。

小説。
昭和七年六月とあり、日本語が少し古く、読めるけど読みにくかった。


読んだのは青空文庫でやけど、
底本:「現代文学大系 44 武田麟太郎島木健作織田作之助集」筑摩書房
とあった。


ここまで古くなると「文学」扱いになるのか、
ここまで古いけど、残していくべき文体やから「文学」と称するのか俺にはわからない。


面白いかどうかだけで判断するなら、俺は今(現代)の小説の方が面白い。


「もう飽きた」と思ってサイドバーを見ると半分くらいまできていた。
だから我慢して最後まで読んだけど、最後まで面白くなかった。
それは今の文化の方が多彩やからかも知れない。


テレビ、映画、ゲームなど、映像としての娯楽が発展した今となっては、この本は「文学」として楽しむのが良さそう。