今後「人の長所を見る」ことに専念する、ということは決まった。
そこで、それをポストカードに書いて壁に貼っておこうと思った。
でもそのまま「人の長所を見る」と書いても面白くない。
「何かないか?」と考えた時に出てきたが七・五のリズム。
俳句や川柳は五・七・五。
都々逸(どどいつ)は七・七・七・五。
七・五のリズムはいい。
言いやすいし、聞きやすい、だから馴染みやすい。
生きてるだけで丸儲け
とか、
死ぬこと以外かすり傷
なんかもそう。
2022年本屋大賞の題名『同志少女よ、敵を撃て』
これも七・五のリズム。
・・・・・・・
ということで七・五のリズムに「長所」を入れて考えてみた。
・長所だけ見て他見ない
・何があっても長所見る
うーんいまいち。
この時、「語尾に『だから人生は面白い』とか『そこが面白い』という言葉を付け加えると問題が緩和する」という話を思い出した。
嫌なことがあっても、言葉の最後に「だから人生は面白い」と付け加えるといい、みたいな。
それを真似しようと思った。
・長所を見たら面白い
・長所を見たら役に立つ
・長所は一つあればいい
・長所が一つあればいい
けっこう良くなった。
さらに「面白い」より「楽しい」「楽しむ」方がいいのではと閃いた。
それでできたのが、
・長所を見たらあら楽し
この「あら」は驚いた時の「あら」と、人の「粗」をかけたもの。
ダジャレが入ってこれがいい!と思えた。
・・・・・・・
でもこの後、いつもの俺のクセが出た。
楽しいだけでいいのか?
自分のお店を閉店することになったのはこれだけが原因か?
そう思った時、ひふみ神示を思い出した。
我の考えでは何事も一切成就せんのだぞ、高いところから水流れるようにと申して知らせてあろうがな。
低うなるから流れて来るのぢゃ。高うなって天狗ではならん道理。頭下げると流れ来るぞ。
われにどんな力があったとて、我を出してはならんぞ。我を出すと力なくなるぞ。
我を、大き我に昇華させよ。大我にとけ入らねばならん。
大我にとけ入ったとて、小我がなくなるのではないぞ。人おろがめよ。物おろがめよ。
おろがむと自分の喜びとなり、拝まれたものも喜びとなるぞ。うれしうれしとはそのことぞ。
つまり謙虚さが必要ということ。
そこで追加することにした。
追加するなら五・七・五にしよう。
そう思ってできたのが、
『長所見て 謙虚に生きれば あら楽し』
これを壁に貼ろう。