少し前、朝のラジオで、ベルリンにあるメルヘン公園は遊具が人気、ということを言っていた。
それを聞いて、その少し前の新聞記事を思い出した。
コロナの影響で子どもの体力低下に拍車…男子の体力テスト合計点、最も低く
そして、日本では一時、遊具の事故が多発して撤去されることが増えたのを思い出した。
減少する遊具とその理由 ~遊具での危険を減らすために~
体力低下に対するスポーツ庁の対策は、
学校などに運動習慣の形成を促す方針だ。
つまり、学校で「させる」ということやろう。
片や遊び場や遊具を無くし、片や一方的に体を動かさせる指示を出す。
おかしい。
子供が遊べる場を作れば、遊びたい子供は勝手に遊ぶ。
遊びながら体を動かした方が、言われて無理やりする運動よりよっぽどいいに決まってる。
確かに遊具は危険な物もある。
だからせめて好き勝手遊べる場所を提供する。
そうすれば子供は鬼ごっこしたり、キャッチボールしたり、ただただ走り回ったりする。
「させる」のではなく「できる場を作る」それが大人の役割なのでは。
したくない人は「しない」という選択も認めてあげた方がいい。
大人がすべきは、したくなる仕組み作り。