あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

影響

今朝、ふと、体のことについて考えた。


筋肉は、随意筋と不随意筋とに分けられる。
随意筋は自分の意識で動かせる筋肉のことで、不随意筋は意識しても動かせない筋肉のこと。
骨格筋が随意筋で、心筋や内臓筋が不随意筋。
横隔膜だけが無意識でも動き、意識して動かせる筋肉である。


内臓は意識しても動かせない。
でも、自分の意識で間接的に影響を与えることはできる。


例えば、
循環器系で一番重要なのは心臓。
心臓の動きを意識的に早くしたり遅くしたりすることはできないが、筋肉を動かすことで静脈の流れを円滑にすることはできる。
結果、心臓の負担が減る。


消化器系は口から肛門まで続く器官で、食べたものを消化、吸収、排泄する。
食べる量が多過ぎたり、味が濃すぎたりすると消化器系の負担が増える。
逆に量や味付けを調節することで消化器系の負担を減らすことができる。


泌尿器系は腎臓、尿管、膀胱、尿道
足を前後にしっかり動かすと大腰筋が腎臓周辺の血流をよくする。
上半身を左右に捻じると下後鋸筋を動かすことになり腎動脈、腎静脈の血流促進に繋がる。
つまり腎臓のろ過機能を助けることになる。


呼吸器系はガス交換を行う肺とその通路。
ガス交換は肺自身が拡大・縮小しているのではなく、周辺の筋肉の動きによって行われている。
そのガス交換で一番活躍しているのが横隔膜。
その横隔膜は自分の意識で動かせるが、腹式呼吸をしてお腹を動かせば横隔膜の補助になりガス交換の量が増える。


つまり内臓(不随意筋)は動かせないが、骨格筋(随意筋)と意識によって内臓を助けることはできる。


・・・・・・・


それはこの世も同じじゃないかと考えた。
自分の意思ではどうすることもできないこともあるが、自分にできることをしていれば多少なりとも影響を与えることができるのではないか、と。


そう考えた時に思い出したのが、バタフライエフェクト風が吹けば桶屋が儲かる
どちらも似た感じの意味だと思った。


・・・・・・・


そんなことを考えた後に朝刊を読んだら似たようなことが書いていた。


6/9 読売新聞「編集手帳
きのうの本紙「人生案内」に、どこの家庭でもありうる相談が掲載された。
結婚3年の「兵庫・I子さん」は、最近になって頻度が増えた夫のおならの臭いが我慢できないという
出久根達郎さんが真摯に回答していた。
<中略>
芳罪とつぶやいて、反省してみる。


読売新聞の「人生案内」に悩みを送った人がいた。
6/8に回答が載った。
それを読んで6/9の読売新聞「編集手帳」に反省したと書いた。
そしてそれを読んで何かを考える人もいるやろう。

 

影響に関して自分の中で話ができた直後に、新聞で影響に関して書かれてあったのが面白かった。