先日、「鬼滅の刃」の映画に関する記事を書いた
書いた後、懐かしいことを思い出した
小学生の頃、自分はテレビに映るアニメと実写の違いがわからなかった
それをオカンに聞くと、確かチャンネルを変えながら「これがアニメ、こっちが本当の人、わかる?」と言った
俺は(それがわからないから聞いてるんやん)と思いながらそれは言わず「わからない」とだけ答えた
するとオカン「そのうちわかるようになる」と言い、それで終わったように記憶している
オカンの言う通り、いつの間にやらわかるようになった
次に違いがわからなかったのは「おすぎとピーコ」
でもこれは話が全然違うから置いておこう
あれ以来、たまーに思い出しては昔の自分に説明しようと試みるが、未だに最適解は見いだせない
あの時の俺はたぶん、3次元の人間でもテレビに映れば2次元になる
絵だろうが実際の人だろうが「すべて平ぺったいのにどう見分けるのか」と悩んでいたんやと思う
漫画は本で読むからわかる
実際の人間も目の前で見れば人だとわかる
でもテレビに映るアニメと実写の違いはわからなかった
疑問が浮かんだきっかけは確か「あさりちゃん」
「あさりちゃん」は「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」のような家庭の話やから必殺技とかは出てこない
だから「実際こんな人おらへんやん」という説明では納得できない
書いていてわかったことがある
たぶん、頭の中と現実の違いが区別できない子供やったんやろう
だから小さい頃はお化けが異様に怖かったんや
今はCGやVFXの技術も進んでいるから、迷う子は尚のことではないかと思う
今も仮面ライダーとかのキャラクターグッズが売られているのは、欲しい(なりたい)子供がいるからやろう
いつの時代も子供の頭の中は無限大
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2.5次元という言葉がある
【2.5次元とは】意味や魅力を解説!
実写映画やコスプレイヤー、フィギュアなども当てはまりそうですが、決してそうではありません。
巷でいう「2.5次元」とは、漫画・ゲーム・アニメなどの2次元の世界を、3次元の俳優さんたちがミュージカルや舞台などで忠実に再現したものを指すことが多い
つまり、2次元にしか存在しなかったキャラクターが、人が演じることにより命が吹き込まれ3次元でも存在してくれる…。それが「2.5次元」なんです。
この良さは俺にはわからない
単に作品やキャラクターが好きという人や現実逃避のために没頭している人が多いんやろうけど、中には俺と同じように現実との違いがわからない人もいるかも知れない
以前、最後に自殺するゲームがあるとニュースで見た
指示に従っていくと最後は自殺するように指示され、それに従ってしまうというもの
指示する人もそれに従う人も俺には到底理解できない
理解できないけど、いることはいる
だからエグいゲームの影響を受けて犯罪が増える可能性はあると思う
だから人を殺し合う、バトルロワイヤルが流行っている現状は嬉しくない
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自分には理解できないことや言葉の意味など、今はわからないことをネットで調べるとだいたい答えが出てきて、詳しくわかりやすく説明している
説明
ある事柄が、よくわかるように述べること。
goo国語辞書より
「よくわかるように」というのは、「相手が」ということ
その為には、相手が何をわかっていないかをわかる必要があるから「自分がわかった」だけではまだ足りない
説明責任…
説明する責任がある人に「説明」という言葉の意味を理解して欲しい
アカン
人に求めるとイライラする
理解できないことも説明できないことも多い
ただ、考察を振り返ってまとめられたことが嬉しかった
以前は映画にしろ、漫画にしろ「面白いかそうでないか」だけやった
それが最近は要素を抽出できるようになってきた
自分の中の「何となく」を言葉にできるようになってきたことに成長を感じた