あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

子も人-2

10/23 読売新聞
いじめ 最多61万件 小学校は5年で4倍 昨年度認知


同じ日、朝のラジオでも言っていた
いじめが増えている
大人の余裕の無さが子供にいってる
コロナ禍で余計に


この前出張に行った時、奥さんは子供に対して感情をぶつけるような怒り方をしていた
家の前のお母さんもそう
子供が3人いてたいへんそうやけど怒り方が恐い
自分の親もそうやった
なんでそこでそんなにキレるのかわからないことが何回もあった


あのような怒り方をされた子供はどういう心理状態になるか
落ち込んでいじめられる性格になるかも
例えいじめられてても親には相談できず、自分を責めてしまうかも
または、反対に親から受けたイライラを人に向けるかも
親の責任は大きい


しかし奥さんは奥さんでたいへん
たぶん仕事のストレスもあるやろう
ご主人さんの体がしんどい分、自分が頑張らなければという思いもあるやろう


いじめが増えているのは、「数えるようになったから」というのもあるけど、家族の問題が大きいと思う


・・・・・・・


「家族の問題」で思い出したのが、家族間のいざこざがあっても人を引き付ける人、「男はつらいよ」の寅さん
男はつらいよ」にはいくつも印象的なシーンがあるけど、これもその内のひとつ


満男が高校3年やったか浪人中
受験を嫌がる満男と寅さんの妹さくらとの間で、旅を続ける寅さんについてやり取り


満男「世間を否定した生き方」と言って寅さんを羨ましがったのに対して
さくら「世間が否定した」


世間が寅さんを否定しても、満男が寅さんを慕ったのは人間的魅力を持っているからやろう
寅さんも持っているそんな「人間にとって大事なこと」はドラえもんの映画のセリフから


映画ドラえもんのび太結婚前夜
しずかちゃんのパパのセリフ
あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる人だ。
それが一番人間にとって大事なことなんだからね。


10/23 読売新聞 社説
相手の立場に立って考え、嫌がることはしてはいけない。
学校や家庭で、改めて思いやりの気持ちを教えることも重要だ。


子供も一人の人であって親の持ち物ではない
だから自分(親)の価値観を一方的に押し付けてはいけない

親が子供に発する言葉で子供が変わり、その子供が成長して社会と関わる
つまり自分が発する言葉で社会が変わる


社会を変えたいなら、変えるべきは自分
と自分に言い聞かす