あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

資質 < 体系

読売新聞の「危機の指導者」を読んで、自分なりに政治のリーダーに求める資質を考えてみた
しかしリーダーの資質が足りないのではなく、今のシステムに問題がありリーダーに求めすぎなのだと思った


そう思ったきっかけと対策が9/17読売新聞の文化面
・・・・・・・
霊長類から考える理想のリーダー像
「ゴリラ+ボノボ的」分業型に期待
京大学長 山極寿一


そもそも政治組織がピラミッド型で、その頂点に立つのは一人しかありえない、と誰もが考えているからである。
しかし、それはサル社会の論理だ。


総裁が決まれば、リーダーとしての責任や期待は首相が一身に担うことになる。
実際は派閥の力関係が政治を動かしているのに、人々の関心は首相ひとりに集中する。


新型コロナウイルスの脅威で大きく目立ったのは地域の首長たちだった。
これは、首長たちの決断がすぐに人々に行き渡るからである。


国は大きすぎて、首相が国の隅々まで目を配るわけにはいかない。


さて、21世紀の政治はいったいどんな形が望ましいのだろう。
それは家族と共同体というきずなを活かした分権と連帯による社会だと思う。


人々の期待に沿って先頭に立つリーダーを複数選び、リーダーに役割を分担させるべきなのだ。


複数の指導者が役割を全うして連携し、その業務をしっかり評価できるようなシステムを作れば、リーダーに過度な期待をかけ、不満を集中させることにはならないはずだ。
・・・・・・・


この記事には
今の政治の問題点はピラミッド型であること
対策は複数のリーダーが連携し、その業務を評価できるシステムを作ること
などが書いてあった


菅さんの人事が「論功行賞」と言われていた
派閥均衡にならざるを得ないくらい「派閥談合」が強いんやろう


9/19テレビ「池上彰のニュース!!」で、安倍さんのしたことの中には官僚からの指示?案?もあったとやっていた
断らずに実行したのは安倍さんやけど、断れない理由でもあるんやろうか
これが「行きすぎた官邸主導」ということやろう


だから地方分権をして、各地域のリーダーの権限と連携を強める
そしてそれをチェックできる体制も同時に作る


そうすれば菅さんの言う「縦割りの打破」や、石破さんの言う「東京一極集中の是正」や、岸田さんの言う「分断から協調へ」とも矛盾しないのではないか