あっ草花

草や花からも気づきを得られる、そんな境地を目指して

俳優

8/12仕事の帰り道、飛行機の角度がいつもと違って見えた。
風の影響かなぁと思った。

8/13の朝もいつもと違った。
台風の影響やろうか。

それくらい早くから強い風が吹いていた。

 

自分も台風に備えて準備したことがある。

大型の台風10号が近づいて来てる。
しかも俺の休みの15日に来そう。

ということで一日家から出なくていいように12日に映画を借りに行った。

 

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借りたい映画はスマホのメモ帳にいくつか書いている。

この前メモに追加したのは、今読んでる本に「禁酒時代のアメリカ」の話が出てきたのがきっかけ。


それを見て、以前見た映画を思い出したけど名前が出てこない。

「禁酒時代のアメリカ」と「映画」で検索して出てきた中の一つが12日に借りた「華麗なるギャツビー

 

ちなみに、以前見た「禁酒時代のアメリカ」を題材にした映画は、「欲望のバージニア

エグイ場面もあったけど、「これがアメリカの歴史か」と思った映画やった。

 

華麗なるギャツビー」の主演はレオナルド・ディカプリオ

彼が出てる作品で、面白くなかった物は一つもない。

 

そういった意味では、キアヌ・リーブスが出ている映画も外れは少ない。
でもたまにある。

 

しかしディカプリオが出てるのは全て面白い。
ということで決定した。

 

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以前、俳優という仕事を「人に非(あら)ざる優れた仕事」と言っていた俳優がいた。

にんべん+非+優=俳優
だから俳優は特別だ、と。

 

「何を言ってるねん」と思った。
ほんならサラリーマンが勤まるか?
営業マンもできて、または工場でも働けて、または何かの設計もできて、尚且つ俳優でも成功するなら人より優れているのかも知れないが、多くはそうではないやろう。

 

どの世界も特殊。
どの仕事も特別。

 

元々好きでない俳優が言っていたから余計に好きでなくなった。

 

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こんな感じで「芸能人は特別」と言ってる人が好きではないが、中には特別だと感じる人もいる。

 

東野圭吾原作の映画「容疑者Xの献身
主演は福山雅治やけど、この映画の雰囲気を決めたのは堤真一やった。

主演以外の人で映画の雰囲気が決まったと感じたのはこれが初めてやった。


次にビックリしのは是枝裕和監督の「万引き家族

父親役のリリー・フランキーが子役から言われたことに対して返事をした瞬間、現場の空気が変わったのが画面でわかった。
ピリッとした空気。
その一言で、もう言い返せない空気感。
それが画面に出てきてビックリした。

 

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俺がすごいと思う俳優は作品によって全然違う人に見える人。

 

初めて「えっあの映画と同じ人?」と驚いたのがロバート・デ・ニーロ
最近では、エディ・レッドメイン

 

日本でも役によって体重を変える人はいるけど中身は一緒。
彼らは見た目だけじゃなく、性根まで変わる。

 

樹木希林大竹しのぶもすごいけど、木村拓哉と同じように”個”が強すぎる。
どれに出てても樹木希林であり、大竹しのぶとして見てしまう。

演技はすごいけど個性が消えてない感じ。

 

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今、週刊少年ジャンプに連載中の『アクタージュ act-age』が面白い。
色んなタイプの俳優が出てくる。

 

経験したことを思い出すのか、成りきるのか、降りてくるのか、生まれ持ってなのか。
人によって演じ方が違う。

 

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以前、師匠がこんな感じのことを言った。
人生は自分で作るのです。自分の人生の監督であり、脚本家であり、俳優である。


過去がどうだろうと関係ない。
大切なのは、これからどんな自分になりたいか。

成りたい自分を演じる。
わからなければ、誰かを真似すればいい。

過去に囚われず、明るい未来を見つめて、今を生きる。